2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL25122B10)
募集終了

国名
パナマ
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
8代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

フアン・デモステネス・アロセメナ・ノルマル教員養成校

3)任地( ベラグアス県サンティアゴ ) JICA事務所の所在地( パナマ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1938年創立の国内唯一の教員養成校である。教員養成のための3年制の後期中等教育課程(高校相当)及び3年制の教員養成課程(大学相当)のほか、2017年に新設された付属校的な前期中等教育過程(中学相当)がある。隊員の活動対象は、後期中等教育課程である。年間予算は26,000米ドル。後期中等教育課程の生徒数は1,037名、算数・数学の教員は12名。過去には、同配属機関にて、算数・数学分野において7名の隊員が活動を行った。

【要請概要】

1)要請理由・背景

パナマは算数の学力が非常に低く、算数の学力向上が教育省の最も重要な取組課題となっている。適切なカリキュラムや教科書、教材が整備されていないこと、教員自身が算数指導に対して苦手意識を持っていることから、学校現場では板書を生徒に書き写させるだけの旧態依然とした教育が行われていることが多く、児童の多くが早い段階で算数に苦手意識を持ってしまっているのが実態である。過去に派遣された隊員は、将来教員となる生徒がより良い指導法を身につけられるよう授業についての助言を行うとともに、教員対象の研修会も実施支援してきた。現地教員の更なるレベルアップが必要なことから、引き続き隊員派遣による協力の要請がされた。教育省から算数のカリキュラムや教科書について意見を求められる可能性もある。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.生徒及び現地教員に算数指導法や授業の進め方についての助言を行う。
2.授業研究を定着させるよう働きかける。
3.教員対象の研修会やセミナーを企画・実施する。
4.他校配属の教育分野隊員と協力・連携して、研修会等を実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

算数教材・教具。通常の教室ほか、算数教材室がある。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:学長は50歳代後半の女性、修士。算数教員は12名。カウンターパートは教員経験20年以上の算数教員で、40歳代後半女性、教科主任。

活動対象者:同僚教員及び生徒。

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)
    (中学校又は高等学校教諭(数学))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚が大卒であるため

[経験]:(教員経験)3年以上 備考:経験に基づく指導が必要なため

[参考情報]:

 ・教育省から算数のカリキュラムや教科書について意見を求められる可能性あり

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】