要請番号(JL25124B09)
募集終了


・2025/2 ・2025/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済財務省
2)配属機関名(日本語)
パナマ工科大学土木工学部
3)任地( パナマ県パナマ市 ) JICA事務所の所在地( パナマ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
首都にあるパナマを代表する大学で、6つの工学系学部、大学院、研究所を有する大規模な工科大学であり、各県に地方キャンパスも備える。国内外各機関との共同研究も盛んであり、JICAとは過去に「パナマ運河流域における水循環への気候変動の影響」プロジェクト、「パナマ運河流域における気候変動の影響を踏まえた持続的な水循環システム開発」協力が実施され、水工学研究所において現地研究者により調査研究が継続されている。同大学では、過去には電気通信や機械工学分野で複数のシニア海外協力隊の活動実績があり、併設の語学センターへは日本語教育隊員が現在も引き続き派遣され、協力を実施している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先大学では、2010年から2年間、科学技術員派遣による上述のプロジェクトが実施され、継続して、同じく専門家派遣による土砂流出解析やGCM分析を行う上述の協力が実施された。配属先の研究者はJICA本邦研修への参加もあり、一定の成果を上げ、現在も高いレベルでの研究活動が継続されているが、これらの研究活動と並行し、その知見含め、配属先の学部、大学院の教官とともに気候変動の研究をする学生への講義等を通じた後進育成、指導強化が必要とされ、支援の要請がされた。気候変動や持続的環境保全にかかる新たな技術や情報を有し、研究活動及び後進の指導活動をリード、サポートできる人材が求められる。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
パナマ及び周辺地域における気候変動への対応・適応、その問題に対し持続的に対処可能な方策等テーマに関し、以下の支援活動を行う。
1.配属先大学にて、気候変動に関する研究を行う修士課程の学生に対し、配属先教官とともに特別講義を企画準備、実施する。
2.配属先で行われている研究活動に参加し、研究者への技術的、学術的な助言支援を行う。
3.各データに基づく解析、研究を配属先研究者と共同で行う。その中で必要なサポートや助言を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
学部、ラボ内の各種機材、事務用品。シミュレーション模型、機材。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:土木工学科の教官、水工学研究所の研究者、ほとんどが博士号取得。カウンターパートは50歳代教官、博士、女性の予定。研究者の中にはJICA帰国研修員も多い。
活動対象者:同僚教官、研究者、及び大学院学生。
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(博士)理工系 備考:同僚教官の多くは博士号取得
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:高度な知識・経験が求められる
(指導経験)15年以上 備考:学生への講義実施が期待される
[参考情報]:
・専攻は工学(気象、気候)であることが必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)