要請番号(JL25124B15)
募集終了


2代目
・2025/2 ・2025/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ベラグアス県教育局
3)任地( ベラグアス県サンティアゴ市 ) JICA事務所の所在地( パナマ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ベラグアス県の教育行政全般を管轄する教育省の県事務所であり、県内の公立幼稚園から公立高校までを担当している。職員数は約450名であり、約50名の各教科、分野別監督官が管轄地域内の学校を定期的に巡回指導している。就学前教育については、1名の監督官が県内の教育現場を巡回し、モニタリング、改善・指導、及び教員研修を行っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
パナマでは小学校入学前の2年間の就学前教育が義務付けられており、各小学校には2年間の就学前クラス(日本の幼稚園年中、年長組に相当)が併設されている。4~5歳児に対する健全な情操教育を施し初等教育の改善を期待できることから、就学前教育の必要性が認識され、特にパナマの初等教育において課題である読み書きや計算の学力向上への取組みが進められている。しかし一方では、幼児の発達に即した遊びや歌、体操を通じた集団行動の指導、手洗いや清掃等基礎的な社会生活指導も引き続き重要であり、これらを含めた就学前教育の質の向上、クラス運営の改善に向けて、現場での実務経験のある隊員の派遣による協力が求められた。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
県教育局の就学前教育担当者とともに管内の小学校(幼稚園併設)を巡回し、以下の活動を行う。
1.各就学前クラスの授業、クラス運営の観察を行い、現場教員と幼児教育の振り返りを行う。
2.歌、リズム遊び、おもちゃ教材制作、体操など、遊びの活動紹介や、授業の質の向上に向けた助言サポートを行う。
3.子どもの発達に即した遊びや工作、身近な材料を使った教材の制作やその利用方法の紹介のワークショップを行う。
4.特別に支援が必要な幼児への対応方法、それら子どもを含むクラスの運営に関する助言ができることが望ましい。
5.これらを通じて得た知見、及び配属先に蓄積された知見を、管轄内の幼稚園教員と共有、活用ができるような仕組みづくりに貢献できれば尚良い。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
配属先事務所にある基本的な事務機器、事務用品。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:就学前教育監督官の女性、50歳代、大卒(幼児教育専攻)、教員経験30年。
活動対象者:県内の各幼稚園の教員(ほとんどが女性)、及び園児。
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(幼稚園教諭)
(保育士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:同僚、活動対象者と同等の学歴
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく指導が求められる
[参考情報]:
・保育士の場合、幼児クラスの経験必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)