2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL25125B02)
募集終了

国名
パナマ
職種コード 職種
H114 理学療法士
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

ルイス・チチョ・ファブレガ病院リハビリ部

3)任地( ベラグアス県サンティアゴ市 ) JICA事務所の所在地( パナマ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

保健省の地域の基幹となる総合病院の中にあるリハビリテーション科。リハビリ専門医師2名、理学療法士14名、作業療法士1名が配置され、年間3,700名の患者(うち1,500名が入院患者)の対応を行っている。リハビリ患者は、整形外科の患者から、脳卒中や心臓疾患からの回復途上患者、先天的な身体障碍、脳性麻痺(小児含む)など、年齢、症例や障害程度は様々。各療法士を目指す大学生インターンの受入や実習対応も行っている。現在、理学療法士隊員が患者一人ひとりの状態に応じた評価と治療計画の立案指導を行い、適切かつ効率的なリハビリ実施による、患者へのサービスの質向上支援に取り組んでいる。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先は地域最大の公立総合病院であり、受入患者数は多い。患者に施術する理学療法士の十分な人数配置はあるが、年齢や経験は様々で、各症例に対する個別・専門的な施術が求められる中、最適な対応が出来ていない部分もある。近年、特に脳神経系疾患の急性期、回復期の患者のリハビリ受入も増加する中、同病院で働く療法士の技術・能力向上、またリハビリテーション科の効率的な運営に向けた業務改善、患者対応サービスの質向上も求められ、現在活動中の隊員が指導・支援に取り組んでいるが、引き続き、各症例への対応に関する知識、リハビリセンターでの業務経験の豊富な協力隊員の派遣による支援が要請された。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先同僚と協力して以下の活動を行う。
1.同僚への循環器系疾患、脳神経疾患、整形外科等の患者に対する理学療法技術のアドバイス、サポートを行いながら、同僚の知識・能力向上を図る。
2.患者へのサービス向上を含めた、リハビリテーション科運営業務の改善支援を行う。
3.各症例患者に対する、院内での対応、退院後(訪問対応など)の対応の手順指針作成へのサポートを行う。
4.院内の理学療法士や他の医療職種等を対象に、リハビリに関する勉強会を実施し、能力向上支援を行う。
外来患者については維持期が多い。更なる機能向上を希望して来る片麻痺患者や、物理療法を受けに来る患者も多い。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

歩行器、平行棒、姿勢鏡、バランスボール、歩行練習用階段、ランニングマシーン、ベンチプレス、各サイズの浴槽(水圧リハビリ用)ほか。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:リハビリ専門医師2名(女性30歳代:リハビリ科長、男性70歳代)、理学療法士17名、作業療法士1名、理学療法士アシスタント3名(性別、年齢、経験年数は様々、20~60歳代)

活動対象者:上述の同僚、及びリハビリ科にて受け入れる入院・外来患者、その家族等。

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(理学療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:各症例に対応可能な知識が必要

[参考情報]:

 ・脳神経疾患からの回復期患者への対応経験要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】