2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL25125B03)
募集終了

国名
パナマ
職種コード 職種
G159 数学教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

パドレ・セグンド・ファミリアル・カノ中高等学校

3)任地( エレラ県チトレ市 ) JICA事務所の所在地( パナマ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

都市部に所在する、1970年に設立された中・高等学校併設の大規模公立校である。全生徒数約1700名。うち中学生は約1000名で、中学校のクラスは1学年13~14クラスある。全教員数137名、数学科教員は16名。午前、午後の2部制で授業が行われている。同校では、過去に理科教育のシニア海外協力隊が活動を行った実績がある他、現在、数学教育隊員が中学の数学授業改善のための協力活動を実施中である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

パナマでは算数・数学の学力が非常に低いことが課題であり、算数の学力向上(特に小学校での教育)が教育省の最も重要な取組課題となっている。適切なカリキュラムや教科書、教材が整備されていないこと、教員自身が算数指導に対して苦手意識を持っていることから、生徒の多くが小学校の早い段階で算数に対し苦手意識を持ってしまっているのが実態であり、中学での数学習熟においてもその影響が現れている。中学校では数学専科教員との活動となるが、基礎ができていない生徒の能力向上のための指導方法改善や、数学への興味を増し自ら考える力を身につけさせるような指導、授業運営への転換が求められ、引き続き隊員による協力が要請された。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先同僚教員と協力して以下の活動を行う。
1.中等前期(中学校)の教員に、生徒が能動的に学習するような実践的な数学指導法や授業運営について助言する。
2.基礎計算力の習熟不足の生徒に対する、計算力向上に向けた施策を考慮、実行する。
3.生徒の数学や計算への興味・関心を高めるための、魅力ある授業、指導方法に向けた助言サポートを行う。
4.校内及び校外の数学教員対象の研修会やモデル授業等セミナーを企画・実施し、教員の能力向上、教授法の改善に協力する。
5.以上の活動の実施・結果を教育省へ報告・提言し、パナマ全体の教育の改善に貢献できれば尚良い。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室、教務机、コンピューター、プロジェクター、その他教材・教具。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:数学科教員16名、カウンターパートは数学コーディネーター(現在、女性60歳代、大卒、教員歴40年)を予定。

活動対象者:同僚教員及び中学生生徒

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(数学))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚が大卒であるため

[経験]:(教員経験)3年以上 備考:経験に基づく指導が求められる

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】