要請番号(JL25722A04)
募集終了

・2023/1 ・2023/2 ・2023/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・持続的開発・革新・科学・技術・職業訓練省
2)配属機関名(日本語)
技術職業教育訓練資格認定局
3)任地( カストリーズ ) JICA事務所の所在地( ロドニーベイ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
技術職業教育訓練資格認定局(TVET)はセカンダリースクール(日本の中学2年から高校3年に相当)の職業訓練を所管する部署で、農業、水産業、電気、木工、自動車整備、コンピュータ等の職業訓練に関するカリキュラム策定、実施運営、資格認定等の関連業務を担当し、国内にある8つの教育分所や学校の職業訓練担当者との業務調整を行っている。農業に関しては農業職業訓練校はなく、セカンダリースクールの教科の中に農業コースがあり一部の生徒が農業を履修している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
政府は重点課題に雇用創出を掲げ、職業訓練分野の改善と規模拡充を行っている。同国は火山島で平地が少なく土地は痩せているが、気候は年間をとおして温暖多雨である。したがって、セカンダリースクールの農業コースでは通常の野菜の露地栽培の他に、収益性の高い観光客向けレストランやリゾートホテル向けのハーブ等の水耕栽培の開発に期待を寄せている。しかし、水耕栽培に関し知識と技術が十分ではないため、JICA海外協力隊(以下、隊員)の要請があったもの。隊員はTVETに席を置き、地方のセカンダリースクールを巡回しながら水耕栽培の導入、野菜栽培の改善をおこない、卒業後の現金収入の機会を創出することが期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
農業コースの教員と共に次の活動を行う。
1.水耕栽培を試験的に行い、設備等の初期コスト、運転コスト等の経費関連および、現地に適した品種、栽培方法等について調査し、授業への具体的な導入計画を立案する。
2.計画に基づき農業コースで水耕栽培の授業、実習を行う。
3.他隊員(料理隊員等)と協力し、収穫物の活用、販路の可能性について検討する。
4.可能な範囲で、水耕栽培以外での農業による他の収入向上の可能性について検討する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
農具(鍬等の一般的なもの。耕運機、トラクター等はない)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
局長、男 50歳代、1名
職員、男女計4名
活動対象者:
農業コースのあるセカンダリースクールの農業担当教師および生徒(中学校2年生~高校3年生)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(高等学校教諭(農業))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実務指導を行うため
[参考情報]:
・実務経験は水耕栽培を含む野菜栽培経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)