要請番号(JL25722B09)
募集終了
3代目
・2023/3 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
首相府
2)配属機関名(日本語)
国家緊急管理機構
3)任地( カストリーズ ) JICA事務所の所在地( グロスレイ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
国家緊急管理機構(NEMO)は首相府に属する首相直轄の機関。各省大臣、警察、消防、赤十字、港湾局等で構成される緊急管理支援委員会(NEMAC)を取りまとめている事務局。主な事業内容は災害対策に関する計画立案、防災教育、災害対応、復興活動、およびNEMACとの連絡調整。NEMOは10の国家防災委員会と18の地域防災委員会からなる有志ネットワークから構成され、平時は地域防災委員会等への防災教育・訓練を行う一方、災害時は、NEMOにNEMACのメンバーが集結し一元的に国の災害対応の指揮を執る。2022年度の年間予算は約902,808米ドル。初代のJICA海外協力隊員(以下隊員)は2018年10月から2020年8月までの期間、2代目の隊員が2022年2月から2年間、災害対応の強化活動を行っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
カリブ地域では毎年6月から11月までがハリケーンシーズンとなっており、洪水、土砂崩れ等自然災害をもたらしている。また、気候変動の影響により、豪雨被害は年々深刻化している。配属先は計画に基づき防災対策を実施しているが、18の地域防災委員会や避難所となる学校や教会への防災意識の向上や、ハザードマップや被災地マップの整備が進んでいない。2代目の隊員が地域防災委員会への防災ワークショップの他に、NEMOのスタッフおよび国家防災委員会メンバーにQGISを用いたハザードマップの作成、普及に関しワークショップを開始したが、任期中に技術の移転と定着を図ることは難しいため、同隊員の活動を引き継ぐ隊員の要請がなされた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
NEMOのスタッフ、国家防災委員会、地域防災委員会に対し、以下の支援を実施する。
1.QGISを用いたハザードマップ作成、QGISの活用・普及
2.地域防災委員会および自治体の組織強化、プログラムの見直し
3.国際援助機関・技術支援ドナーによる防災プロジェクトへの支援
4.防災に関する意識向上のためのワークショップの開催や資料の作成
5.ウェブサイトとソーシャルメディアのページの改善
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務机、椅子、コンピューター(Intel core5, Memory 8gb)、固定電話、プリンター
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
配属先は、局長0名(空席)、副局長1名、技術スタッフ5名、事務系その他スタッフ3名の計9名
活動対象者:
主な活動先は18の地域防災委員会、同僚
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:活動には相応の知見・経験が必要
[参考情報]:
・QGISを使用したマッピング経験が必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)