要請番号(JL25724A01)
募集終了


2代目
・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・持続的開発・革新・科学・技術・職業訓練省
2)配属機関名(日本語)
技術職業教育訓練資格認定局
3)任地( カストリーズ ) JICA事務所の所在地( ロドニーベイ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はセカンダリースクール(小学6~高校1年に相当)を中心に職業訓練部門を所管する部署。主に農業、水産業、電気、木工、自動車整備、コンピュータ等の訓練カリキュラム策定、実施運営、資格認定等の業務を担当し、教育事務所や管轄学校と業務調整を実施。当国では農業に特化した訓練校はなく、農業志望の学生は、教科内の農業コース(農業科学)を選択する。内容は概ね日本の中学の理科(生物分野)と、農業高校1年生が履修する農業基礎に類似している。現在、世界銀行から配属先への支援によって、Port Folio教育強化を通じ、職業訓練全般の質の向上が目指されている。4つのセカンダリースクールが重点支援校として指定されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
政府は重点課題に雇用創出を掲げ、職業訓練分野の改善と規模拡充を行っている。同国は火山島で平地が少なく土壌も豊かでないが、気候は年間をとおして温暖多雨であり、農業人材の育成次第で、農業拡充・収益向上に加え、雇用創出も期待できる。そこで、農業コース拡充の為にJICA海外協力隊が要請された。4重点支援校含む対象校には実習用農場があり、農具類や灌水施設は整備されているが、規模は日本の地方の小学校の学校農園程度。農業担当教員は在籍しており、農家出身者も多いが、十分な知識と経験を有しているとは言い難い。現在活動中の隊員が、担当教員との信頼関係を構築し、農場の土壌や栽培管理の改善が少しづつではあるが確実に進んでおり、更なる農業コース拡充を目指し後任隊員が要請された。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
※ 配属先と相談の上、活動当初の基盤となるセカンダリースクールを1校(現時点ではGrand Riviere Secondary Schoolを想定)選択し、通常は同校に通い信頼関係を構築しつつ、農業コース拡充に資する活動計画を策定。その後、可能な範囲で他現場も巡回指導する。
1.巡回先(農業コース)の担当教員をサポートし、授業/実習の一部を担当する。
2. 新たな販路開拓等についても指導や助言を行う。
3.活動先の要望に応じて、アクアポニックス(養魚と水耕栽培の循環施設)への指導・助言も期待されている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
農具類(スコップ、鍬、レーキ等の一般的なもの)。チューブ灌水施設。ナイロン紐の刈り払い機。計量器。一部の学校には耕耘機やシーラー(販売時にポリ袋を密着させる)がある。トラクターはなく、予算があれば外部に耕耘を委託。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
局長、女性 50歳代、1名
職員、女性5名、男性1名 計6名(2024年末変更)
活動対象者:
セカンダリースクールの農業担当教員(主に男性)および生徒(小学校6年生~高校1年生)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(高等学校教諭(農業))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実務指導を行うため
[参考情報]:
・野菜栽培経験、水耕栽培の知見なお良い
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)