2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL30616B07)
募集終了

国名
ボリビア
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

セイス ・デ ・フニオ 小学校

3)任地( ラパス県ラパス市 ) JICA事務所の所在地( ラパス県ラパス市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ラパス市南東部に位置する公立小学校で、小学部(1~6年)の4~12歳の児童約538人(2016年5月現在)が通学している。教員数は28人で、各学年3クラス、1クラスの平均人数は約30人である。年間予算は全て教育省から配賦されているが、使途が限定されているため、学校の権限で使用できる予算は、保護者から徴収する少額の教材費のみである。同校はJICA「学校教育の質向上プロジェクト-PROMECA」の研修を受けた帰国研修員が教員として勤務し、また、これまでに複数のJICAボランティアを受けいれている。校長を始めとした教員の協力体制も整っている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ボリビアでは、貧困削減戦略の一環として教育分野での改革が重要な位置を占めている。1994年に教育改革が打ち出されて以来、初等教育における就学率の向上など一定の成果は出つつあるが、一方で、教育カリキュラムの整備不足、教員の指導力不足など、現場レベルでは依然として課題が多い。
JICAが2005~2010年に実施した「学校教育の質向上プロジェクト」では、教育の質的改善を目標とした「子どもが主役の学習」というコンセプトの下、現場教員の能力向上を図るべく様々な取組みが導入された。要請先は上記プロジェクトには直接参加していないなかったが、平成24年度3次隊の派遣に加え、現在も平成27年度2次隊の小学校教員ボランティアが活動を行っている。算数教育を中心とした教員の指導力向上が徐々に見られるものの、現在の隊員の任期満了後にも継続した支援が必要と考え、今般の要請に至った。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

授業に参加しながら同校の教員に対し、以下の支援を行っていく。
1. 低学年の算数教育を中心とした、教科指導の手法、技法を紹介しながら、教員の知識、技術の向上に向けた支援を行う。
2.教員の学級運営・学級作りに関する意識を高めるため、日本の手法・技法を紹介しながら啓蒙活動を行う。また、必要に応じてワークショップを開催する。
3. 公開授業、研究発表会等を計画・立案し、学校間での情報交換や意見交換ができる体制作りに協力する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、プロジェクター

4)配属先同僚及び活動対象者

校長(大卒、女性、50代、実務経験27年)
教員28名(教員養成校卒、男性及び女性、年齢30~60代)
児童約538名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)3年以上 備考:同僚教員への指導が必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(15~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】