2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL30622B16)
募集終了

国名
ボリビア
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

サンフアン日本ボリビア協会(サンフアン学園)
日系社会

3)任地( サンタクルス県サンフアン市 ) JICA事務所の所在地( ラパス県ラパス市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 5.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は移住地の日系団体で、学校運営、診療所運営、ガソリンスタンド運営、道路維持管理等を行っている。隊員の活動先であるサンファン学園は1965年に設立され、その後制度改革や学園の統廃合、また管理者の交代などを経て、1987年にボリビア国教育省と教育協定を結んだ。現在は当国の教育法に則り、地域に合ったプログラムで学習指導が行われている。同学園は初等科1年~中等科2年で構成され、午前中に西語カリキュラム、午後に日本語クラス(継承日本語クラスと日本語普及クラス)を実施する学校で、全校児童生徒約210名が在籍、教員数23名である。(2022年5月時点)直近では、2019年~2020年まで小学校教育の隊員が派遣されていた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同学園の児童生徒は、継承日本語クラスと日本語普及クラスに分かれ、前者は国語教科書を使用した国語教育、後者は外国語としての日本語教育を受けている。コロナ禍では、対面授業を実施できず、オンライン授業がメインであった。今年度からは対面授業を開始し、小学1年~中学2年までの8クラスにおいて、午後の日本語の授業を行っており、継承日本語クラスは各クラス2~10名程度、日本語普及クラスは各クラス15~20名程度の構成となっている。日系子弟の日本語の能力の低下をくい止めることが課題となっている他、各学年のカリキュラムの見直しも検討しており、その作業にもアドバイスを得たいとして本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

日系移住地内の学校において、同僚教師らと協働し、以下の活動を実施する。
1.日本語クラス(継承日本語クラスと日本語普及クラス)を担当し、実践指導を行う。
2.日本語クラス(継承日本語クラスと日本語普及クラス)の同僚と共にカリキュラムの見直し作業に関する助言をする。
3.学校行事への参加や日本文化イベントの企画及び実施に関する支援をする。
4.保護者向けに日本語教育に対する理解を深めるための講演等を企画する。
5.同国他地域に所在する日本語学校や日系校の好事例等を情報収集し、運営委員と共に配属先校の運営強化を図る。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

パソコン、プリンター(共同)、テレビ、DVD等、日本語の教科書(光村図書)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
学校長(女性、日系の方、帰国研修員)
日本語教師4名 経験年数:2年~15年以上

活動対象者:
継承日本語クラス:小学1年~小学6年(2~10名)
日本語普及クラス:小学1年~中学2年(15~20名)

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)又はスペイン語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:配属先の希望による

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(10~30℃位)

[通信]:(インターネット可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

日系移住地での生活、活動となるため、日系団体の企画、運営する各行事にも積極的に参加する方が望ましい。