【配属機関概要】

3）任地（ チュキサカ県スクレ市 ） JICA事務所の所在地（ ラパス県ラパス市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機+車 で 約 2.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先は、ボリビアオリンピック委員会、南米地区バドミントン連盟、パンアメリカンバドミントン連盟、国際バドミントン連盟に加盟した組織として2016年に設立された。その傘下に、ボリビア国内6県(チュキサカ県、サンタクルス県、ラパス県、コチャバンバ県、オルロ県、ポトシ県)にバドミントン協会があり、今回の要請は2017年に設立されたチュキサカ県にある協会からの要請である。なお、チュキサカ県はボリビア国内で最もバドミントンが盛んな都市である。同協会では現在、2名の女性のコーチ兼選手が中心となり児童から成人を対象にバドミントンの指導を実施している。コロナ禍前までは毎日トレーニングできる場所を確保できてきたが、現時点では週3回のコート練習ができる状況である。

【要請概要】

1）要請理由・背景

配属先は潤沢な予算や整った施設等を要している訳ではないが、限られたリソースを最大限に生かしバドミントン人口の増加や強化選手の育成に尽力している。他方、バドミントンの練習に通うためにも保護者の経済的な理由で継続できない生徒もいる等多くの課題を抱えている。そのような状況下においてもコーチをはじめジュニア層の選手にはパンアメリカン大会や南米大会等の世界大会にも出場できるレベルの選手も要している。今後は、更なる技術力、指導力の向上を目指すために、またバドミントン人口を増やすためにJICA海外協力隊員の協力を得たいとして本要請に至った。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先関係者と共に以下の活動を行う予定。
1.ジュニア強化選手への指導のアドバイスを行う。
2.ジュニア層から成人を対象にしたバドミントンの普及を図るための支援を行う。
3.コーチを対象に技術力及び指導力向上を目指した具体的な指導プログラムの作成の支援を行う。
4.可能であれば国内の他県の協会とも連携した活動を行う。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

スポーツ施設内の練習用コート(体育館1面、その他同市内コート4面)、シャトル、ラケット(Yonex)等

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
ナショナルコーチ兼選手:女性(20代)コーチ経験6年
ナショナルコーチ兼選手:女性(20代)コーチ経験5年
その他スタッフ1名
活動対象者:
小学生から成人を対象 :15～20名
ジュニア強化選手(16歳～21歳)男女各4～7名程度

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

練習時間は8:00～12:00(午前)、16:00～20:30(午後)
任地となるスクレ市は標高2800Mの高地である。