2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL30625B04)

国名
ボリビア
職種コード 職種
A241 コンピュータ技術
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

Pro Mujer(プロ ムヘール)
N

3)任地( ラパス県ラパス市 ) JICA事務所の所在地( ラパス県ラパス市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同配属先は1990年にボリビアで設立された国際NGO団体で、ボリビア全土にて活動しており職員数は800人に及ぶ。組織のミッションは金融・教育・保健サービスを通して低所得層の女性が潜在能力を最大限に発揮できるようエンパワーメントすることで、例えばマイクロファイナンス(ビレッジバンキングと個人ローン)に教育や保健を組み合わせた総合的なモデルを提供している。これまでのプロジェクト受益者数は200,000人(18歳 65歳の女性)で、特に都市近郊の社会的弱者の女性にサービスを提供することに注力している。過去にJICA海外協力隊の派遣実績はない。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ICTツールの導入は進んでいるものの、DX(デジタルトランスフォーメーション)戦略の定着という点では課題に直面している。現在は、体系的なデータ活用の未整備や、新たなツール利用に対し未だ適応できていない組織全体の課題がある。そのためDX分野で業務効率化や既存のサービス改善を図り、課題解決に向けた新たなシステムを導入することが求められている。さらに、効果的にICTを活用できるよう組織内部の能力強化を図るため、本要請に至った。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先の職員(主に人事・システム担当者)に向けて以下の活動を行う。
1.既存のシステムを見直し、顧客獲得、データ管理、プロセス自動化、サイバーセキュリティ、社内トレーニングなどの分野を強化する計画を提案する。
2.市場や費用対効果の分析を行い、新たなデジタル進出の機会を分析する。(モバイル・プラットフォーム、女性起業家に適合したフィンテック・ソリューション、信用分析のためのAI利用、資金調達や金融教育のためのデジタル・チャンネルなど)
3.同配属先の職員にデジタル手法の利用・活用に係る指導や支援を行う。(アジャイル、スクラム、リーンスタートアップ、MVPなど)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

コンピュータ1台(メーカーDELL、Core i7)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
システムエンジニア(経験年数:7年)
経理担当2名、研修リーダー1名
活動対象者:
職員: 10名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(ITレベル2以上(基本情報技術者等))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)情報学 備考:同僚への指導が必要なため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への指導が必要なため

[参考情報]:

 ・アジャイル手法の知識があると望ましい

 ・PCツール使用経験があると尚可(特記事項

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(0~25℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

あると望ましいツール使用経験:Microsoft365・Miro・Trello・Devops・JIRAなど
活動内容にコーディングやプログラミングは含まれない。