要請番号(JL30626A06)
| ・2026/3 ・2027/1 ・2027/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
サン・アンドレス大学農学部
3)任地( ラパス県ラパス市 ) JICA事務所の所在地( ラパス県ラパス市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は首都ラパスにあるボリビア最高峰の学府、国立サン・アンドレス大学農学部である。教育、研究、社会との連携を柱とし、地域ニーズに基づいた農業技術の開発を行っている。活動拠点は、ラパス市内の農学部キャンパスにある研究統括機関の農牧・自然資源研究所と、ラパス県内にある次の4つの試験場である。 1.コタコタ(ラパス市内・高地)、2.チョケナイラ(ラパスから車で約1時間・高地)、3.パタカマヤ(車で約2時間・高地)、4.サペチョ(車で約6時間・低地)。 対象はバレイショ、キヌア等の高地作物から熱帯作物のカカオ・コーヒーまで多岐にわたる。各試験場では学生の実習や地域農家への技術普及を行っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ボリビアでは「バイオテクノロジー=遺伝子組み換え(GMO)」という誤解があり、非GMO分野の技術普及が遅れている。同大学では、組織培養技術を用いたウイルスフリー苗の生産や、在来種の保存・活用を目指しているが、実技指導を行える専門人材が不足している。特に、学生に対する実践的なプロトコル(手順)の策定と指導、および地域農家に対してバイオテクノロジーの有用性を伝える普及活動を強化するため、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先同僚と共に、メインキャンパスの農牧・自然資源研究所及び各試験場で以下の活動を行う。
1. 植物組織培養(例:マイクロプロパゲーション、in vitro保存、ウイルスフリー苗生産)の実践的なプロトコル(手順書)の作成および改良。
2. 作成したプロトコルを用いた、学生への組織培養技術(無菌操作等)の実習指導。
3. 在来作物の表現型・生理学的特性評価(栽培試験による生育調査、選抜)の支援。
4. 地域農家に対し、組織培養苗の展示などを通じてバイオテクノロジーの利点を紹介し、理解を促進する普及活動。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
クリーンベンチ(Tecquimica製)、蒸留水製造装置(Orto Alresa)、マグネチックスターラー、オートクレーブ(AES)、マッフル炉等。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
学部長(農業技師、経験35年)、研究所責任者(農業技師、経験12年)、各試験場責任者、教員(農業技師、経験20年)
活動対象者:
大学生、地域農家
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許/資格等]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)農学系 備考:配属先の要望
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:配属先の要望
[参考情報]:
・バイオテクノロジー関連の学部卒が必須
・植物組織培養・種苗生産の経験者が望ましい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(0~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水源]:(安定)
【特記事項】
ラパス市にある農牧・自然資源研究所をメインの活動拠点とし、活動内容によっては各試験場が持つ宿舎に宿泊する場合もある。
同大学は、2025年より市場志向型農業(SHEP)推進の戦略的パートナーとしてJICAとの連携を深めている。
