要請番号(JL31217A02)
募集終了

・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国際協力庁
2)配属機関名(日本語)
キジョン市役所
3)任地( キジョン市 ) JICA事務所の所在地( サンチアゴ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
チリ南部に位置する第8州キジョン市役所にあるリハビリテーションセンターは、市役所の地域診療所(CESFAM)に属し、地域の高齢者や障害者への行政支援サービスを提供する場所として、2015年8月日本大使館の草の根無償により設立された。脳梗塞やパーキンソン病の後遺症を持つ患者や身体機能が低下した高齢者に対して、運動療法、作業療法などの支援業務を行っている。 同市役所CESFAMの年間予算は1800万円(2016年度)
【要請概要】
1)要請理由・背景
同市では、病気やその後遺症に悩む患者、また高齢者への行政サービスの向上が重要になっており、その施策の一つとして診療所内にリハビリテーションセンターが設立された。 現在は作業療法士1名が常駐し、診療所の医師と連携しながら、対象者へのリハビリ指導を行っているが、将来的には理学療法も取り入れ、チームを形成して活動し、健康増進や身体機能維持のための、地域全体を対象とした予防プログラムも取り入れる予定である。 その基礎を築くために理学療法に精通し、高齢者や健康維持の経験を持ったJICAボランティアの要請に至った。 診療と同時に、地区住民を対象として健康増進のための訪問モニタリングや、健康予防講座の開催、リハビリテーションセンターへの協力者の育成等も期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
リハビリセンターにて、診療所の医師、同僚の作業療法士とともに以下の活動を行う。
1. 病気により身体機能が低下した患者や高齢者への理学療法を実施する。
2. 患者の症状や通院者の治療歴把握のための管理方法を提案し、センター管理体制の基礎を構築する。
3. 地区の症例や原因を分析し、予防のための生活習慣の改善を提案する。
4. 運動による健康維持や生活習慣の改善について、住民向け講習会実施を支援する。
5. 地域住民のリハビリセンターへの理解を促進し、将来センター運営に協力してくれるボランティアの育成にもかかわる。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務机、プリンター
4)配属先同僚及び活動対象者
カウンタ-パート: 女性 作業療法士 30歳代 経験11年
活動対象者: 高齢者、病気の後遺症を持つ患者。
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:業務遂行上必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)