要請番号(JL31222A03)
募集終了
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国際協力庁
2)配属機関名(日本語)
コキンボ州スポーツ庁
3)任地( ラ・セレーナ市 ) JICA事務所の所在地( サンチアゴ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先であるコキンボ州スポーツ庁は、すべての人々がスポーツを通して健康で幸福な生活の質を得ることを目的とした組織であり、各種のスポーツクラブの支援、スポーツイベント、大会等の企画と実施、スポーツインフラの整備、スポ―ツを通じた青年育成等のスポーツ振興業務を実施している。50名の正職員と約800名のスポーツ指導員とから成り、2022年の年間予算は約1億円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
南米の優等生と言われているチリは、独裁政権後経済発展を果たし近代国家となっているように見える。他方地方と州都や首都、裕福層と貧困層の格差は大きく不安定な社会を生む温床となっている。その状況下配属先では州内に14ヶ所の柔道教室を運営し、小学生から高校生位までの約400名が柔道を習っている。カウンターパートはこれまで当地で柔道の普及に注力してきたが、競技者同士の軋轢や勝敗のみにこだわる競技姿勢の蔓延等、柔道の基本精神の欠如を憂慮しており、人格形成に資する柔道の価値を伝え、柔道の真髄を基本から教えられる日本人の指導者を必要としている。カウンターパートのこれまでの努力と心情を理解し、真の柔道家の姿勢を行動で示し真摯に支援することが期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
以下の活動を、カウンターパートと協議しながら実施する。
1.各地の柔道教室を訪問し巡回練習を通して、人間形成を主眼に置いた柔道の価値と礼節の大切さを伝える。
2.練習内容の改善点について考察し、より効果的な練習・指導方法を導入する。
3.感染状況に応じて、模範取組や柔道練習生の基本精神を説明した動画等を利用したオンライン教室を実施する。
4.バイリンガル関係者が行うWebメディア等の柔道資料翻訳に協力し、コキンボ州での柔道の普及を支援する。 ※柔道練習者は小・中学生が多い事から、活動は夕刻頃開始となる。週末練習や練習試合等他地方に同行する事も有る。1回の練習参加者数は季節により20人前後。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
道場
4)配属先同僚及び活動対象者
カウンターパート:柔道指導者(60歳代男性、柔道歴40年、初段)
同僚指導員:(7名、30~60歳代の男・女、茶帯~初段)
対象者:主に小学校から中学校を中心とした柔道教室の生徒
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はスペイン語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(柔道三段)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:同僚への指導有
[参考情報]:
・指導経験が5年以上あれば二段も可とする
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)