要請番号(JL31223A03)
募集終了
2代目
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
チリ国際協力開発庁
2)配属機関名(日本語)
カブレロ市保健局
3)任地( カブレロ市 ) JICA事務所の所在地( サンチアゴ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
州都コンセプシオン市からバスで2時間程にあるカブレロ市保健局は、カブレロ保健センターと市内各地区の保健センターを運営しており、地域に,総合的医療を提供している。その管轄となる高齢者支援センターが活動場所となる。高齢化社会の進むチリ国にあってカブレロ市も例外でなく、高齢者の割合は年々増加している。保健局では、高齢者支援のための様々なプロジェクトを積極的に計画しており、センターは高齢者支援サービスの実施機関として、リハビリや栄養指導等、高齢者の生活の質を高めるための支援を行っている。2018年6月迄理学療法士職種の隊員が派遣されていた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
高齢者支援センターでは、高齢者の生活向上にむけ、認知機能・身体機能の維持を総合的にサポートするため、医師、看護師、ソーシャルワーカー、理学療法士、言語聴覚士等の職種でチームとしての対応をおこなっている。配属先管轄の言語聴覚士は、経験が浅いことから、言語や音声、摂食・嚥下に問題を持つ高齢者に対して、訓練や評価、改善案の提案できる、日本の知見と経験を持つ人材と協働することにより、新しい知識を習得する機会を得ることができる。また、日本で一般的な多職種間で連携し情報共有や業務レベルを高めあう等、チーム対応のシステム導入支援を必要としていることから、今回の要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
高齢者支援センターにて同僚と協働しながら、高齢者の身体機能維持向上に寄与し生活の質を高めるため、言語聴覚分野で下記の活動を計画し実施する。
1.言語や音声、摂食・嚥下に問題を持つ高齢者に対し、訓練や評価、改善案の提案を行う。
2.同僚言語聴覚士に対し、日本の知識や収集した情報を共有し、技術の向上を支援する。
3.高齢者の家族に対して、日常的なケアやリハビリ訓練介助等の改善案の提案を行う。
4.日本の高齢者支援において実施されているような、各職種間で連携して治療支援を行う体制整備を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務用必要事務機器一式(コンピューター、インターネット、電話、コピー機)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:言語聴覚士(経験4年、男性)
同僚:医師、看護師、ソーシャルワーカー、理学療法士等12名
活動対象者: 市内・周辺地域高齢者
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(言語聴覚士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:経験による活動が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
配属先のカブレロ市役所のホームページはこちら