要請番号(JL31225A03)


・2025/3 ・2026/1 ・2026/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国際協力開発庁
2)配属機関名(日本語)
マウジン市役所
3)任地( ロス・ラゴス州マウジン市 ) JICA事務所の所在地( サンティアゴ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 3.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
マウジン市はチリ南部のロス・ラゴス州にあり、州都プエルト・モント市から南西に約73kmに位置する。主な産業は農業・畜産・漁業。人口約14,000人の町であり、人口は都市部・農村部の半々にある。マウジン市役所は地域社会のニーズを満たすべく、地域の社会・経済・文化の振興を図り、住民の生活向上、所得向上のための施策を実施している。同市には、公立病院、家族保健センター、救急機関、保健ポスト5カ所のほかデイケアセンターが存在する。デイケアセンターの年間予算は440万万円(約88%が人件費)。配属先は隊員の受入実績はない。配属先HP
【要請概要】
1)要請理由・背景
チリでは高齢者の人口増加に従い、社会福祉や介護に関して需要が高まっている。65歳以上の人口割合が国平均約14%に対し、マウジン市は約20%と高い割合になっており、2022年11月に市役所によるデイケアセンターが開設された。要介護軽度の高齢者に対し、20~30代のスタッフ4名が健康維持や社会参加・自立促進のQOL向上のため、認知刺激法、転倒予防のワークショップやリハビリおよび家族に対する介護に関する勉強会等を提供しているが、日本の理学療法の知識・経験が求められ、本要請がなされた。また、可能であれば、家族に対するワークショップを企画・実施する。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先の同僚らとともに、以下の活動を行う
1. 高齢者の運動機能等を評価し、理学療法を行う
2. 理学療法及びレクリエーション実施にかかる教材作成を支援する
3. 高齢者の理学療法評価及び計画作成を支援する
4. 同僚に対し、日本の知識・経験・技術を共有し、リハビリの質の向上を支援する
※必要に応じて、訪問リハビリを行うこともある
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
一般的なリハビリ用資機材(マット、ボール等)、ホール、プリンタ、インターネット
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: ソーシャルワーカー(女性)、理学療法士(男性、C/P)、心理士(男性、20代)、マッサージ師(女性、ボランティア) 計4名
心理士以外は30代
活動対象者: 60歳以上の高齢者30名およびその家族
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚へ指導するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(-3~22℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)