要請番号(JL31225B01)

・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国際協力開発庁
2)配属機関名(日本語)
ロロル市役所
3)任地( ベルナルド・オヒギンス州ロロル市 ) JICA事務所の所在地( サンティアゴ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ロロル市はチリ南部のベルナルド・オヒギンス州にあり、州都ランカグア市から南西に約100㎞に位置する。主な産業はブドウ栽培、農業、林業、畜産業で人口約6,900人の町でり、人口の約64%は農村部にある。ロロル市役所は地域社会のニーズを満たすべく、地域の社会・経済・文化の振興を図り、住民の生活向上、所得向上のための施策を実施している。地域開発課の年間予算は約580万円(約74%が人件費)。配属先は隊員の受入実績はない。配属先HP
【要請概要】
1)要請理由・背景
ロロル市は植民地時代の建築物、文化、伝統が保存されていることから、2003年チリの国定史跡に指定された。これらにより地域開発課では観光計画策定及び促進に取り組んでいる。主に観光案内所の担当者2名が中心となり地域の文化・農村遺産を促進するため、地元特産品であるワイン、オリーブオイル、革・藤製品のPR、各種イベントを企画・実施しているほか、2025年国際世界観光機関による「ベストツーリズムビレッジ」に応募中であり、更なる観光開発に取り組んでいる。新しいPR戦略の開発及び日本の観光業の知見を求められ、本要請がなされた。訪問客約30%が外国人であるが、英語が堪能な人材がいないことから、英語でのPRも期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
観光案内所にて同僚とともに、以下の活動を行う
1. 観光資源の調査や市場分析を行い、 観光戦略・促進計画に協力する
2. 魅力的な観光プログラムを企画し、実施する
3. 地域の遺産や観光名所を広めるためのグラフィックや映像コンテンツの制作を支援する
4. 観光案内所を訪問する観光客(外国人含む)を対応する
※ハイシーズン(9月~4月)は50名以上/日の観光客が訪問する
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、コンピュータ、インターネット、プリンタ、市役所が運営する民芸品店、カフェテリア、手工芸品博物館、多目的ホール(中・小)、貸出用自転車がある
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:観光コーディネーター(男性1名、C/P、経験年数8年、女性1名、経験年数10年、20代後半~30代前半)、民芸の家担当者(女性)
活動対象者: 観光関連業者(14宿泊施設、11飲食店、10ワイナリー、4ビール工場他)、観光客、地域住民等
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚に指導するため
[汎用経験]:
・観光開発・観光マーケティングの知識・経験
[参考情報]:
・グラフィックデザインの知識があると尚良い
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
観光案内所は月~土まで営業しているが、イベント等は休日に実施されることが多いため、柔軟な対応が求められる