要請番号(JL31225B03)
募集終了
| ・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国際協力開発庁
2)配属機関名(日本語)
ラス・ロサス基金第14番老人ホーム
N
3)任地( コキンボ州ラ・セレナ市 ) JICA事務所の所在地( サンティアゴ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1967年に最初の老人ホームの開所以来、現在はチリ国内8か所の地域に28の施設を運営し、約2,200人の高齢者をケアしている。一般市民や政府から寄付によって運営されている。保健省を通じ、経済的に困難な高齢者を受け入れている。スタッフの一部はボランティアとして従事しており、心と健康のケアを心掛け、食事の世話や入所者のQOLが向上するよう家族的な一体感を醸成する事に努めているカトリック教会系の施設である。他ホームで理学療法士が2026年12月まで活動中。配属先HP
【要請概要】
1)要請理由・背景
チリでは高齢者の増加に伴い、社会福祉や介護の需要が高まる一方、介護福祉士の資格制度は未整備である。。配属先ではオンライン研修(オンデマンド含む)を実施しているが、多くの介護士は主婦経験を活かして介護に従事している。入所者の約80%が車椅子利用者で、一部は認知症を抱えているものの、介護者は日々の業務を通じて学んでいる。入所者のQOL向上を目指し、専門知識を持つ人材による家族や職員への指導が求められ、本要請がなされた。また、日々の対応に追われ、入所者へのレクリエーション活動も十分に行えていないことから、レクリエーション活動の企画・実施および日本の介護技術の指導も期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
同僚らとともに、主に以下の活動を行う
1. 入所者に対する各種レクリエーションを企画・実施する
2. 入所者に対する介護サービス全般の改善への助言・支援する
3. 同僚へ日本の介護技術・福祉用具を共有し、同僚らの技術向上を図る
※マンパワー的な支援が求められる
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
車椅子、歩行器、床走行介護リフト、スタンディングリフト、ホール、インターネット
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:配属先長(男性)、看護師2名(女性、30代、うち1名がC/P)、作業療法士、理学療法士、言語聴覚士、栄養士、介護者52名(女性、20~60代)他、計96名
介護士は2交代制で常勤(24時間体制)
活動対象者:入所者98名(男性55名、女性43名)及びその家族
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はスペイン語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(介護福祉士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚に指導するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
介護士は8:00-20:00、20:00-8:00の2交代制。隊員の活動時間は8:00-20:00で2日勤務し、2日休暇といったルーチンとなり、活動が土日になることもある。



