2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31225B05)

国名
チリ
職種コード 職種
H113 作業療法士
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国際協力開発庁

2)配属機関名(日本語)

カルメラ・カルバハル家族保健センター (CESFAM)

3)任地( ロス・ラゴス州プエルト・モント市 ) JICA事務所の所在地( サンティアゴ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

プエルト・モント市はチリ南部ロス・ラゴス州の首都であり、人口約25万人の都市である。配属先は1972年に設立された市が運営する公立診療所であり、市内には同様の診療所が5カ所ある。年間予算は約1億2千万円。入院設備なし。同診療所内の一区画にあるリハビリセンターは2006年に日本の草の根無償資金協力で設立された。地域リハビリセンターとしての主な働きは、神経疾患や筋骨格疾患による障害を持つ患者へ個別・集団のリハビリを家族参加型で実施すること、また来所不能な患者の家庭を訪問し、利用者の住環境を知り、介護する家族へ適切な助言を行うことである。これまで長期・短期併せて3名の作業療法士隊員が派遣された。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先にはこれまで3人の作業療法士隊員が派遣され、初代は同センターと同市の他の診療所に対して、評価・介護・治療・予防を含めた指導を一般介護スタッフへ実施した。2・3代目は、初代の活動を引き継ぎつつ、地域における作業療法の拡大、リハビリテーションに関する技術交流、在宅での訪問リハビリ等を実施した。これまでの隊員活動に対して高い評価がされている。地域人口増加に伴い、患者数が増えているとともに高齢化が進むなか、日本の介護予防への取り組みの経験を求められ、今回の要請に至った。可能であれば、小児患者へのリハビリ支援も求められている。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先と地域の診療所の同僚とともに主に以下の活動を行う
1. 配属先や各診療所において実施している作業療法の支援と同僚への支援を行う
2. リハビリチームとともに障害者宅を訪問し、在宅リハビリの支援を行う
3. リハビリテーションに関する最新情報を同僚に提供し、相互に技術向上を図る

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、コンピュータ、プリンタ等、リハビリ療法道具等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚: センター長(女性)、作業療法士(女性 30代)、理学療法士2名(男性 30代)、言語聴覚士(女性)、その他関係者、看護師など職員約90名
活動対象者: リハビリセンターおよび診療所来所者、在宅リハビリ対象者等
診療患者数約4,000人/月

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(作業療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:業務遂行上必須

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(-5~25℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

チリ南部に位置することから冬期(4月~10月)は日照時間も短く、風雨が多く低温が続き、厳しい気候の中での活動となる。