要請番号(JL31521A06)
募集終了
2代目
・2022/1 ・2022/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
マグダレナ大学
3)任地( マグダレナ県サンタマルタ市 ) JICA事務所の所在地( ボゴタ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、1958年創設の総合大学で教育学、医学、理学、経済・商学、人文学、工学の6学部で構成され、職員数は1.320名(うち教員は約350名)。水産学科は工学部に属し、沿岸部に臨海研究施設として水産漁業開発センターを有している。水産学科では、主に水産資源、漁業、養殖、水産加工系の研究を行っており、将来的には大学院教育を提供する意向がある。南米、欧米諸国を中心に20名程度の留学生も在籍している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
隊員が配属となる工学部水産学科生物多様性・生体応用研究グループは、海水魚のロバロ(スズキの一種)、モハラジャ、淡水魚のティラピアの養殖に関する研究を実施している。これらの魚の経験が多くなくとも、課題を解決するためには、海洋養殖における知見があり、施設、飼育環境を整備できる知識があればよいと考えている。前任の隊員は魚の養殖に利用できる餌料生物の採取、単離培養及び大量培養の実験を行った。本要請の隊員は前任隊員の活動を継続し淡水や海水魚の養殖技術開発を支援する予定である。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
コロンビアで適応する種苗生産及び養殖技術開発を求めており、それに伴う必要な実験・実習環境及び、基礎的技術を整備するために、配属先関係者と共に以下の活動を実施する。
1.海洋養殖における増殖培養技術の開発
2.種苗生産技術開発に必要となる実験環境の整備のため、海水ワムシの培養技術開発
3.シェラネバダの流域固有種、個体種の調査
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
研究室2箇所:顕微鏡(実体・光学)、ミクロスコープ、培養器、水槽、クーラー
実験場:貝の人工種苗の為につくられた水槽1個(9 )、3個(2 ) いずれも海水抽出、殺菌、濾過循環システム有
4)配属先同僚及び活動対象者
水産学科生物多様性・生体応用研究グループの教授:女性、海洋生物学者、海洋生物学修士、海洋生物学博士、15年の研究経験
同グループの教授:50代男性、工学部卒、餌料生物研究担当者
養殖技師:40代男性、14年の実務経験
研究コーディネーター:20代女性、5年の実務経験
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)理工系 備考:養殖関連学部卒業
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・魚類養殖研究の経験を有する
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯夏季少雨気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・着任後約1ヶ月間の語学研修はボゴタ市内(標高2640m)にて実施。任地サンタマルタ標高は約6m。
・住居はホームステイの場合有。