2022年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31522A12)
募集終了

国名
コロンビア
職種コード 職種
G131 空手道
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

ボリーバル県武道空手道クラブ
NGO

3)任地( ボリーバル県カルタヘナ市 ) JICA事務所の所在地( ボゴタ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 15.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

当国の空手レベルはアジアよりも低く、南米においてはベネズエラ、ブラジル、チリに次ぐ4位である。配属先は県空手協会に所属するNGOの空手クラブで、2014年に設立された。市内の空手人口は約180名で、市内代表選手の約半分は同配属先出身である。3名の指導者は、空手道の選手育成強化と、地域の青少年に対する普及活動を行っている。市内は経済格差が大きく、貧困地区に居住する青少年は家庭内暴力や学校でのいじめ対象となり、社会的に弱い立場に置かれやすい。普及活動では、よりよい地域社会形成のために尊敬、規律、礼儀を教え、健全な人格形成に寄与することを目指している。年間予算約3180米ドル(2021年度)。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国の空手の歴史は50年と浅く、国内での普及は遅れている。特に主要都市圏のカリ市、ボゴタ市、メデジン市の強豪に比べ、カルタヘナ市は指導者の数やレベルも劣っている。同配属先は空手道の精神、規律、基本を重んじた指導、選手の技術力向上を強化すべく、長期隊員を要請した。クラブのレベルは、国際大会出場の選手1名(指導者兼任のカウンターパート)、アメリカ大陸大会出場4名、国内大会出場の選手約17名となっており、多くの選手が市内、県内、国内大会での上位入賞や出場を目指している段階である。隊員は市内の体育館1個所、道場2個所を巡回して空手の指導を行う。さらに、空手イベントでデモや技術指導を市内の小中大学生に実施し、空手を通じた健全な青少年育成の支援を実施する。


2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先コーチ、関係者と協力しながら、以下の活動を行う。
1.空手道の精神、規律、基本を重んじた練習
2.初心者と中級者への基礎基本の指導
3.国内大会出場選手の育成強化を目指す技術指導
4.上記1-3を達成するための指導計画の改善と企画
5.市内の小中大学生を対象とした空手イベントの普及活動(月1~3回)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

道場(畳敷き)2箇所、体育館1箇所

4)配属先同僚及び活動対象者

カウンターパート:20代男性、組手指導者、糸東流1段
他指導者:50代男性(剛柔流5段)/40代男性(糸東流5段、指導経験10年以上、型・組手指導者)
クラブ代表者:60代男性
選手:約25名(うち2名黒帯、3名茶帯)8歳~30代男女
市内の小中大学生:約900名、5歳~20代男女

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)又はスペイン語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(空手道二段)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(指導経験)2年以上 備考:指導的立場になるため。

[参考情報]:

 ・特に流派にはこだわらない

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

空手の基礎基本を重んじた練習を望んでおり、指導者の流派も様々なため流派は問わない。