要請番号(JL31522A13)
募集終了
3代目
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
マグダレナ大学
3)任地( マグダレナ県サンタマルタ市 ) JICA事務所の所在地( ボゴタ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
マグダレナ大学は1958年創設の総合大学で教育学、医学、理学、経済・商学、人文学、工学の6学部で構成され、学生数は約2万3千名である。水産学科は工学部に属し、沿岸部に臨海研究施設として水産漁業開発センターを有している。水産学科では、主に水産資源、漁業、養殖、水産加工系の研究を行っており、学生数は約400名、教員は13名で将来的には大学院教育を提供する意向を有している。コロンビア水産庁からの委託を受け、海洋研究所と共同で水産統計収集・解析サービス(SEPEC)を作成している。またコロンビア、カリブ地域の漁業従事者にとって効率かつ経済的な漁具・漁法の分析も行っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先の熱帯研究所水産評価・生態研究グループは、8年前から全国約150カ所にて、約200名の職員を通じてコロンビアの水産業についてデータを収集及び分析し、SEPECに蓄積している。SEPECでは年間を通しての漁獲量、漁獲される魚種、漁獲場所等のデータが蓄積している。また、同研究では資源保護区内外で魚類資源の影響調査を行っている。さらに、サンタマルタ市内から陸路で40分程離れているポソ・コロラード海岸にて、人工礁を3カ所に設置し、それが地域海洋生物へ与える影響の評価も行っている。2021年3月まで派遣されていた長期隊員は、試料測定の測定法の改善のためマニュアル作成、論文の執筆補助を進めた。前任者の活動をより発展させるため、今回の要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
研究室内の職員、学生、研究者と協力していずれかの活動に関わる。
1.コロンビア水産統計システムに関連する活動
(1)持続可能な漁業のための統計データ分析、漁獲データ解析と水産資源評価、漁業別社会経済分析手法の開発、漁村でのデータ収集方法改善
2.特定沿岸漁業の魚類資源への影響調査
(1)漁具・漁法別の分析、資源保護区内での漁撈影響調査、人工漁礁のモニタリングと効果測定、調査結果の漁村コミュニティーへのフィードバック
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ナビゲーターGarmin GPDMAC 76CSX、音響探深機FURUNO fcv-620、水中カメラRCU製CBX-WPなど
4)配属先同僚及び活動対象者
水産学科教授、40代歳男性(水産評価・生態研究グループ長)水産学科助教70代男性・60代男性(水産評価・生態研究グループ)
研究室内の調査員、学生20代~40代約5名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・水産開発に関する知識
・海洋資源管理に関する知識
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯夏季少雨気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
英語での活動も可能。短期ボランティアと連携・協力して活動する可能性もある。
住居は大学近くでホームステイに予定。