要請番号(JL31523A08)
募集終了
| ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
大統領府国際協力庁
2)配属機関名(日本語)
アンティオキア科学技術センター
3)任地( アンティオキア県メデジン市 ) JICA事務所の所在地( ボゴタ首都区ボゴタ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、非営利企業であり、約80名の職員が在籍している様々な分野における公共政策課題やガイドラインの構築のための専門的な支援機関であり、官民のネットワーク構築・強化を実施している。具体的には、プログラムおよび手段の設計、調整、モデルや方法論の作成、伝達。環境分野における持続可能な取り組み、イノベーションに関する専門的なコンテンツの制作、企業における品質・生産性の向上、教育の質の強化など多岐にわたり業務を実施している機関である。また、JICA帰国研修員が5名勤務しているため、JICA事業に対する理解も深い。年間予算は、約7,800,000USドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先が活動対象としている5県20市町村の地域では、高齢化、若者の人口流出、低所得、環境問題などによる地域コミュニティの脆弱性が課題である。この課題に対し、配属先では以下の3つを実施している。水のプロジェクト:水の使用量の削減、管理について企業や住民へ意識の醸成を図る。災害リスク対策プロジェクト:洪水や地滑りが起こりうる地域での避難訓練、ハザードマップ使用法の研修の実施。エコスマートネットワーク:環境問題に関するモニタリングを行い地域での防災対策に貢献する。各プロジェクトをにおいてさらなる改善をすべく日本での取り組みや好事例を適用することが要望として上がり、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先関係者と協力して、災害被害者や経済困窮者を対象に以下の活動を行う。
1.農業従事者、若者、消防団員などに対するリーダーシップ・能力強化研修の策定・改善に取り組む。
2.持続可能な農村開発、天然資源の有効利用の模索、現行プロジェクトの改善案を提案する。
3.地域コミュニティ強化に関する日本での取り組み・戦略・好事例を共有する。
4.水や環境分野における学術的な講義に参加し、成功事例・戦略をステークホルダーへ共有する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、PC、Wifi完備
4)配属先同僚及び活動対象者
配属同僚:
50代女性、大卒(社会学)
30代女性、大卒(経営学)
活動対象者:
災害救済機関の教員、公務員、専門家、企業
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:D)又は英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:指導的な立場であるため
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・地域社会を対象とする活動の経験
・グループ活動や組織運営の経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(17~26℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
経済困窮者への生活の質の向上、災害地域でのコミュニティ強化(特に洪水や地滑りに関して)のテーマにおいて、ワークショップの企画運営と実践・プロジェクトの改善提案と実践の経験があるとよい。
