2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31523B10)
募集終了

国名
コロンビア
職種コード 職種
B231 港湾
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

コロンボ国際大学

3)任地( ボリーバル県カルタヘナ市 ) JICA事務所の所在地( ボゴタ首都区ボゴタ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同学は、専門職種の知識・能力と英語能力を高め、将来的に社会に貢献できるような人材を育成するために2006年に創設された。学生約2,550名、教員約150名である。カルタヘナ市はカリブ海に面し、国内有数の観光地であり、同市収入の大半を観光業が占める。学生の大半は経済的貧困家庭の出身であり、経済的理由から様々な機会へのアクセスを阻まれてきた。そのような背景から、多くの学生が同学、市、教育省が提供している奨学金を受けている。最も学生が多いのは観光コースで、他にもシステムエンジニア、観光業経営、産業品質管理などの資格取得コース、技師・学士資格取得コースがある。年間予算は、約300万USドル。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先では、港湾の管理や造船所の近代化に関する授業を提供している。カルタヘナ市は、国際的な物流・貿易・船舶修理の拠点になることを目指しており、配属先は、これらに変革を与えられる人材の育成を目標としている。しかし、授業を実施している教授らの知識・経験不足により、十分な授業の提供が出来ていない。
また同市は、カルタヘナ港を中心とし港湾分野のさらなるの開発を推進するべく公的機関や民間企業などの外部機関とプロジェクトを進めている。配属先もこのプロジェクトに参加し、共同研究やビジネスの実践を通して、教員や学生の能力や授業内容の強化を模索している。しかし、同プロジェクトに参加するための知見も不足しており、港湾分野に関する総合的な強化を求め、本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先内での活動がメインではありますが、一部の活動は、市役所などの公的機関・民間企業などの外部機関とも協働して活動します。
1.港湾での物流サービスや管理についての情報や知見の共有
2.民間企業や公的機関などの外部との港湾や船舶に関する研究や会議への参加
3.国内・国際貿易における物流サービスのためのICTや自動化についての評価と助言
4.港湾全般に関する知識・経験を基に配属先が実施している活動への助言や改善の提案

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、インターネット、空調、コピー機

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
30代男性(修士、産業分野)、50代男性(修士、経営学(MBA取得))

活動対象者:
学生約40名、同僚6名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:指導的な立場になるため

[経験]:(実務経験)10年以上 備考:指導的な立場になるため

[参考情報]:

 ・港湾管理と造船業の経験が必須

 ・ICTを活用した物流・船舶修理の経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

配属先は、2018年4次隊の環境教育隊員を受け入れた実績があり、加えて2023年春募集に環境教育、2023年秋募集に卓球の要請を提出しており、同大学に他の隊員が活動している可能性あり。