要請番号(JL31524A10)
募集終了



・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
環境省
2)配属機関名(日本語)
クンディナマルカ県自治組合
3)任地( クンディナマルカ県モスケラ市 ) JICA事務所の所在地( ボゴタ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1961年に設立され、約3000名の従業員を抱える組織である。業務内容は多岐にわたり、環境と再生可能な自然資源に関する政策・計画・プログラム・プロジェクトの実施や環境省が発するガイドラインに従って業務を実施している。活動範囲は、クンディナマルカ県全域とボヤカ県の一部である。管轄内の環境と再生可能な天然資源を管理し、環境・住居・地域開発に資することも目的としている。再生可能エネルギーに関する取り組み例としては、太陽光発電のプロジェクトがある。今後は、風力発電にも力を入れていくことを予定している。年間予算は、約350万USドル。配属先HP
【要請概要】
1)要請理由・背景
隊員が所属する予定である環境イノベーション研究所は、電力へのアクセスが不十分である田舎の地域などに電気を供給するための代替案を模索している。現時点では、効率的にエネルギーを生産し供給する方法は確立できていないが、ソーラーパネルを利用した太陽光発電のプロジェクトが進行中である。また、太陽光発電に加え、風力発電のプロジェクトも進めて行くことを計画している。しかし、風力発電については、風力タービンの建設計画を始めとし、建設箇所の適性調査や問題点の分析、風力発電の維持管理やモニタリング方法など風力発電全般に係る知識を持った人材が不足している。これらの課題を改善するための案や知見の提供が要望に上がり、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
隊員は、環境イノベーション研究所で活動する予定であり、同僚と共に以下の活動を実施する。また、1~2週間に1回外勤が予定されてる(移動は配属先車両で移動)。
1.風力タービン建設の実現性に関するベースライン調査
2.風力発電を実装する前の計画策定と風力タービン建設地域の適性の分析
3.パイロット実験の実施と有効性の検証
4.風力発電を実装するための知見の共有
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
エネルギー分析器、サーモグラフィー、データロガー、気温測定センサー、ルクスメーター、日射量測定器、バイオガス分析器など
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
30代男性、博士(化学)、20代男性、修士(スマートシティ)、30代女性、学士(環境・エコシステム)、40代男性、修士(電気工学)、20代男性、学士(電子工学)、30代男性、修士(水力発電分野)、20代男性、学士(電子工学)
活動対象者:同僚約15名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:D)又は英語(レベル:A)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:指導的な立場になるため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:指導的な立場になるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(5~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
風力タービンの建設計画の経験と建設前の調査・分析経験をなるべく持っている方が望ましい。また、建設予定地が山間部であるため、山間部の気候に詳しければなおよい。