2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31525B03)

国名
コロンビア
職種コード 職種
A231 統計
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

司法省

2)配属機関名(日本語)

行方不明者捜索機関(UBPD)

3)任地( クンディナマルカ県ボゴタ市 ) JICA事務所の所在地( ボゴタ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は司法省管轄のもとに2018年に設立され、武力紛争により国内で行方不明と報告されている人たちの捜索活動を主導し、真実の解明と関係者の苦しみの軽減、権利回復と賠償、過ちを繰り返さない正義の実施、平和構築に貢献することを目指す、人道的、超法規的な国家機関である。公的機関及び民間の情報源をたどり、関係者へのインタビューなどを通して情報収集し、情報をもとにした行方不明者に関する新たな予測分析と足跡の推測に取り組み、行方不明者の発見を目指している。職員数は契約を含めて約900人、年間予算は4190万米ドル。HP

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先は行方不明者に関する人口統計や地理的、関係する出来事などの膨大な情報を保有しており、このデータを適切に管理・分析することで失踪者の捜索に役立てている。こうした情報をもとに地理的領域、失踪時間や方法のパターン、行方不明者のプロファイルなど、検索の優先順位付けと最適化を可能とする、複数の変数に基づいた高度な統計予測モデルを開発、運用することが求められている。このモデル開発のための専門的知識を持つ人材が不足しているため、本要請に至った。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先同僚と協力し、以下の活動を行う。
①捜索が成功する可能性が高い領域を予測できる統計モデルとAIモデルの作成支援
②捜索チームが容易に主要情報にアクセスできるための情報を視覚化したダッシュボード(PoweBIなど)の開発支援
③既存データベースの最適化、構造改善の支援
④既存データの探索的分析とレポート作成
⑤組織内で統計分析ツールなどに関するワークショップ開催、スキルの伝達普及

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC、デスク

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:カウンターパート40代男性(統計学)、同僚30~40代男性4人(統計、経済学、産業工学)

活動対象者:失踪者の家族ら

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:A)又はスペイン語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:指導的立場になるため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:即戦力が期待されるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(8~25℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

システム開発やデータベースの改善が求められるので情報工学系の知識、経験が望ましい。R,Pythonなどプログラミング言語の知識を持つことが必須。