2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31525B15)

国名
コロンビア
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ルイス・アランゴ小学校

3)任地( キンディオ県ラ・テバイダ市 ) JICA事務所の所在地( ボゴタ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、年長から11年生(日本でいう1年生から中学3年生)を対象にした公立の学校である。科学的かつ人間的な質の高い教育を提供し、地域・国家レベルで個人と社会の成長に後継することを使命としている。2030年には、すべての子どもと若者が教育を受け、文化や権利を尊重しながら、才能を発揮できる学びの場を目指している。包摂的教育を推進する「Activamente inclusivos」プロジェクトを通じて、連帯、尊重、公平性、多様性の尊重といった価値を柱に、他校とも連携し教育の質を向上するを目指している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

コロンビアの多くの教育機関の教職員や保護やが最新の知識や対応力を持っていないため、学習障害や障害を持つ児童・生徒への適切な個別支援ができていない。その結果、学習意欲の低下や中途退学を招いている。個々の児童・生徒に応じたカリキュラム調整、指導計画、評価ツールか欠如しており、学力や社会性、芸術・スポーツの力を十分に伸ばせていない。さらに、身体的・感情的・任地的能力を診断し、将来的な自立や社会貢献につなげる教育計画も整備されていないため、今回の要請へとつながった。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

-保護者、教職員を対象に学習障害と障害に対する症状、特徴、対応法に関する研修を実施する。
-各生徒に合わせたカリキュラム調整のため、教材、ガイド、補助教材を含む指導資料を整備する。
-地域・県レベルの特別支援教育担当者のネットワークを構築し、包摂的教育の質を高める。
-保護者と連携した「インクルーシブ家庭ネットワーク」を作り、精神的ケアと福祉向上を図る。
-包括的な支援体制の整備に向け、他機関・行政との連携を促進し、教育の公平性と質の向上を目指す。
-支援教室向けの教材と実践ガイドを作成し、学力・情緒・機能面の発達を支援する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務スペース、プリンター、プロジェクター、運動機器、教育教材

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:カウンターパート(女性、60代、教育修士、教員経験34年)
活動対象者:学校内の学習障害、障害を抱える児童生徒約40名、全校生徒は約900名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)又はスペイン語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)教育学 備考:教育系

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(17~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】