2022年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31822A18)
募集終了

国名
エクアドル
職種コード 職種
G210 地質学
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

イバラ市役所

2)配属機関名(日本語)

イバラ市役所市民安全部危機管理課

3)任地( インバブラ県イバラ市 ) JICA事務所の所在地( キト市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

イバラ市はエクアドル北部インバブラ県の県都であり、インバブラ火山の麓に位置する都市である。エクアドル国内の主要観光地のひとつとして知られている一方、雨季の降雨による土砂災害被害の多い地域としても有名である。配属先の災害対策課は、市内の災害低減、災害発生時の対応力と防災能力強化を目指して2017年に設置され、現在3名の職員が災害リスクアセスメント、ハザードマップ作成、避難計画や災害リスク軽減計画作成などに取り組んでおり、市内歴史地区を含む市街地の洪水対策が大きな課題となっている。年間予算は136千米ドル。

【要請概要】

1)要請理由・背景

イバラ市は、地形、地質などの条件に加え、雨季には激しい降雨に見舞われることも多く、土砂災害や洪水などの自然災害の影響を受けやすい。特に、山間部(上流域)で崩落した土砂が大量の雨水とともに市街地へ流れ込み、これまでに多数の被害をもたらしており、災害地質学に基づく原因の究明と対策が急がれている。災害対策課では、地理情報システム(GIS)を活用し、過去の災害データや地質・地形データ等を統合して危険地域を特定し、災害対策へ活かしたいと考えているが、災害地質学を専門とする技術者がおらず、分析能力の強化を必要としている。GIS を活用した防災情報システムを構築し、安全で住みやすい街づくりを実現するため、本要請へと至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚とともに、以下の活動を実施する。
1.配属先の技術者とともに災害多発地域を訪問し、地質災害の発生に関する地質的要因を調査・分析する。
2.災害地質学の観点から市街地への土砂災害の脅威を分析し、有効な対策について助言する。
3.市街地の被害緩和のため、山間部(上流域)の治水計画と対策(ハードおよびソフト)について助言する。
4.地域住民へ対する防災啓発活動へ協力する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務スペース、机、固定電話、インターネット、調査機器(赤外線カメラ搭載のドローン)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
責任者(40代男性、経験12年)
技術者(20代男性、経験2年)、その他1名
活動対象者:
市役所職員、市民

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:業務上必須

[経験]:(実務経験)10年以上 備考:業務上必須

[参考情報]:

 ・関連分野の修士号があれば尚良い

 ・学部学科は職種に関連した分野

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(13~21℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

配属先ウェブサイト https://www.ibarra.gob.ec/site/