2022年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31822A22)
募集終了

国名
エクアドル
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

外務省

2)配属機関名(日本語)

EINA財団
NGO

3)任地( ピチンチャ県キト市 ) JICA事務所の所在地( キト市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、知的障害児者に対して教育やリハビリテーションの機会を提供するNGOであり、1980年に9名の障害児の保護者によって設立され、教育省や民間基金の支援を受けながら規模を拡大してきた。発達レベルに応じて基礎教育14クラスと専門教育2クラス(事務コースおよびホテルマネジメントコース)が設けられており、現在、6~24歳までの児童・生徒150名が在籍している。これまでに短期ボランティア2名および長期ボランティア(音楽、作業療法士)が派遣されている他、JICA帰国研修員も勤務している。年間予算は225千米ドル。

【要請概要】

1)要請理由・背景

エクアドルの教育システムでは、子どもの能力を伸ばし、創造性を培うことが目標に掲げられているものの、現実には知識重視の教育が行われている。この傾向は特別支援教育にも影響し、障害児に学習は難しいとの考えから、児童生徒のニーズに応じた適切な教育や生活上の困難へ対処するための指導・支援が行われずにいる。これを改善すべく、配属先では生徒が将来必要となる社会スキルや職業能力の獲得を支援してきたが、テクノロジーを活用した教育、自立活動の指導、セルフケア能力向上支援などにおいてカリキュラムの改善や教職員の能力強化を必要としている。日本の教育システムから学び、エクアドルに積極的に取り入れたいとの強い希望があり、今回の要請へと至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚と協力しながら、以下の活動へ取り組む。
1.授業やリハビリ場面に立ち会い、個々の生徒の能力を把握する。
2.日本で取り組まれている自立活動指導を参考にしながら、配属先で取り組み可能な指導内容を検討する。
3.生徒のニーズや目標に合わせた学習指導プラン立案に協力する(日常生活能力、セルフケア能力、職業能力向上のための指導を含む)。
4.知的障害児者への指導要領、知的障害児への算数教育法、障害児教育における家族やコミュニティの役割など、特定のテーマについて講習会を実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務スペース、インターネット、教育教材、コピー機、固定電話

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
コーディネーター(心理士、20代女性、経験7年)

活動対象者:
教員12名(20代~50代)
生徒150名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(特別支援学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:業務上必須

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:業務上必須

[参考情報]:

 ・知的障害児への教育経験必須

 ・特別支援学校での自立活動指導経験必須

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(9~21℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

配属先ウェブサイト http://www.eina.org.ec/