2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31822B02)
募集終了

国名
エクアドル
職種コード 職種
A204 防災・災害対策
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

マナビ県庁

2)配属機関名(日本語)

マナビ県庁環境・災害部

3)任地( マナビ県ポルトビエホ市 ) JICA事務所の所在地( キト市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

マナビ県はエクアドルの沿岸地域に位置し、国内の主要観光地である一方、海抜の低い地域が多く、波浪や高潮による浸水・洪水被害の危険性が常在する県となっている。「海の災害」の多くは事前に発生が予測でき、日ごろの備えが重要になることから、海洋災害対策は県庁にとって重要且つ優先事項であり、対策が急がれている。活動先である環境・災害部では、こうした事案に対応するため、災害リスクマネジメントを含む環境資源全体の管理を担い、リスク分析、防災計画策定、防災教育及び訓練、ハザードマップ作成などに取り組んでいる。配属先の年間予算は約172百万米ドル。

【要請概要】

1)要請理由・背景

マナビ県沿岸部では、波浪や高潮による洪水被害の危険性が高く、対策が急務となっているが、県内マンタ市に位置する港を除いて十分な防災対策がとられていない。沿岸部の多くの都市では、住宅をはじめ商業施設やマーケット、農地、放牧地などは海岸沿いに位置しており、災害への備えとして市民への情報提供や防災啓発、避難訓練などが必要とされている。これを実現するため、配属先では災害リスクアセスメントの能力強化が求められており、波浪や高潮による洪水対策分野で知見を有する海外協力隊員の派遣要請が上がった。県庁の技術者と共に、沿岸部の地形データの収集・分析と洪水対策強化へ取り組み、安全な街づくりへ貢献する。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚と共に、以下の活動を実施する。
1.県内沿岸部の陸域について、地形および地質調査を支援する。
2.過去の波浪・高潮データの分析を支援する。
3.収集したデータを基に、波浪および高潮の危険区域を同定し、リスクマップ作成に協力する。
4.沿岸部の浸水・洪水リスクマップ作成に協力する。
5.県庁職員や住民と協力し、得られたデータや情報の開示および防災啓発活動に取り組む。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務スペース、インターネット、GPS、パソコン、ソフトウェア(ArcGis, AutoCad, 他)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
50代男性(大卒、防災分野での経験25年)、40代男性(大卒、防災分野での経験3年)、30代女性(大卒、防災分野での経験12年)、30代女性(大卒、防災分野での経験2年)
活動対象者:
地域住民、教育関係者、漁業関係者、自治体関係者

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)工学 備考:業務上必須

[経験]:(実務経験)10年以上 備考:業務上必須

[参考情報]:

 ・波浪・高潮による洪水対策の経験必須

 ・GISの知識を備えていること

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(21~31℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】