2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31822B04)
募集終了

国名
エクアドル
職種コード 職種
C103 野菜栽培
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1
育苗場 家庭菜園場 有機肥料

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

マンタ市役所

2)配属機関名(日本語)

マンタ市役所生産開発課

3)任地( マナビ県マンタ市 ) JICA事務所の所在地( キト市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、市民約26万人の生活の質向上と地域の持続的発展のため、上下水道、ゴミ収集・処理などのサービス提供、自然環境保護、道路整備、観光事業促進その他社会開発事業を実施している。職員1,800名、年間予算約54百万米ドル(2022年度)。隊員が活動予定の生産開発課は菜園ユニット、漁業ユニット、個人事業主ユニットの3つに分かれており、隊員は菜園ユニットで活動することになる。同市は2016年4月に発生した大地震の被害が大きかった地域で、コロナ禍前までは、観光業と漁業が同市の経済を支える主な収入源となっていたが、コロナ禍で観光業が打撃を受けたため、市は様々な方法で格差是正のため、新たなプロジェクトを実施している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先である生産開発課は、職員21名(菜園ユニット9名含む)で構成されている。菜園ユニットは、市が実施する有機菜園プロジェクトを担っており、コミュニティ菜園、家庭菜園、学校菜園など、幅広く支援を行っている。市が開発したプラットフォームで申請をすれば、誰でも菜園を始めるための支援を受けることができ、現在では、3,000以上の家庭菜園、50以上のコミュニティ菜園が登録され、支援を受けている。配属先は、種、苗、有機肥料を無料で配布し、栽培方法や有機農業に関する研修、フォローアップなどを実施している。市はコミュニティ菜園をさらに促進することで、貧困家庭の栄養改善、有機性廃棄物を利用した有機肥料使用によるゴミの削減、市民の自給自足や健康増進などを目指しているが、このプロジェクトを促進するために、より有機野菜栽培に関する知識を深めたいと、隊員の要請があった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚と協力し、以下の活動を実施する。
1.コミュニティの栄養改善、自給自足率の向上を目指し、有機野菜栽培の指導を行う。
(主にトマト、ピーマン、ニンジン、レタス、タマネギ、ホウレンソウなどの野菜)
2.配属先が実施している有機野菜栽培に関する研修に同行し、助言を行う。
3.配属先が実施している有機肥料の作成方法について助言する。
4.収穫した野菜を使い、より健康的な調理方法を伝えるためのワークショップを企画し、実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務スペース(机、椅子)、パソコン、プリンター、その他事務用品(共用)、農具一式、種、肥料など

4)配属先同僚及び活動対象者

菜園ユニットリーダー1名(40代男性)
他ユニットメンバー8名(技術者20代から40代男性)
活動対象者:
家庭菜園(3,000家族)、コミュニティ菜園(50コミュニティ)、地域の学校など

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)農学系 備考:同僚とのバランス

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく助言が求められるため

[汎用経験]:

 ・コンポスト、一般家庭ゴミ等の啓発活動経験

[参考情報]:

 ・有機農業に関する実務経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(22~28℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】