2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31822B06)
募集終了

国名
エクアドル
職種コード 職種
G101 青少年活動
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国家高等教育科学技術革新庁

2)配属機関名(日本語)

国立ヤチャイ技術大学

3)任地( インバブラ県サンミゲルデウルクキ市 ) JICA事務所の所在地( キト市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はアンデス地域の産業・経済発展に貢献できる優秀なリーダー育成を目的として設立された科学技術研究に特化した国立大学で、エクアドル北部インバブラ県サンミゲルデウルクキ市に位置している。同校は、当時の大統領によるイニシアティブのもと開設が進められ、2013年に同国の高等教育入学選抜試験合格者上位187名の入学をもって開校された。現在1,175名の学生が在籍し、ラテンアメリカを中心に他国からの学生も多数受け入れている。また、同校の学生支援課では、クラブ活動を含む課外活動プログラムの充実に注力しており、学業だけでなく学生の自立心・自尊心を育むための取り組みが進められている。大学の年間予算は12百万米ドル。

【要請概要】

1)要請理由・背景

学生の大半が親元を離れて寄宿生活を送っており、学業だけでなく課外活動やクラブ活動を含む総合的な学習に取り組んでいる。大学は次代を担うリーダー輩出を目標に掲げ、特にクラブ活動への参加は必須とされている。学生は、在学中のクラブ活動を通して、学業以外の側面、すなわち課題解決力やコミュニケーション能力、国際感覚等を身に着けていくが、学生支援課の運営力強化が課題となっている。他方、学生からは日本文化をテーマとするクラブ活動の要請があり、日本人ボランティアの派遣が望まれている。同校には、過去に隊員が派遣されており、日本文化イベントを中心に企画・運営していたが、今回の要請ではイベント企画に加え、持続的なクラブ運営への助言が求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

大学職員と協力し、以下の活動を実施する。
1.日本文化を題材としながらも、学生のリーダーシップ育成や人格形成に寄与するアクティビティを計画・実践する。
2.学生支援課の職員に対して、青少年のリーダーシップ育成に有効なグループワークの手法を紹介し、実践のためのワークショップを実施する。
3.日本文化クラブだけでなく、他のクラブ運営(特に音楽、演劇)にも積極的に関わり、アイデアを共有しながらプログラムの改善を図る。
4.配属先の要請に応じて業務レポートを作成し、配属先同僚とクラブ運営の改善点について意見交換する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務室、ノートパソコン、楽器など

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
40代男性職員、大卒、関連分野での経験6年
40代男性職員、修士、関連分野での経験13年

活動対象者:
学生(18歳~26歳)

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)又はスペイン語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:業務上必須

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:業務上必須

[汎用経験]:

 ・青少年を対象とした活動経験

[参考情報]:

 ・青少年のリーダー育成経験を重視する

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(10~27℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

本要請の目的は青少年のリーダー育成であり、単なる日本文化紹介・交流でない点に注意が必要。クラブ活動では、日本文化を題材にしつつも、リーダー育成という視点で各アクティビティを組み立てる力が要請される。