要請番号(JL31822B11)
募集終了
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
モロナ・サンティアゴ県 スポーツ連盟
3)任地( モロナ・サンティアゴ県モロナ市(マカス) ) JICA事務所の所在地( キト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
モロナ・サンティアゴ県スポーツ連盟は、モロナ・サンティアゴ県のスポーツの普及・発展を目的として、1964年に設立されたスポーツ省管轄下の非営利団体である。2022年現在、県民に対し15競技の機会を提供しており、少年から成年層までの各カテゴリーにおいて国内外の各種大会に参加している。年間予算約83万米ドル(2022年)、指導者を含む連盟スタッフ数約50名。連盟の総合スポーツ施設は、2012年に建設された比較的新しい施設である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
レスリングは、全国的に経験豊富な指導者が不足しているスポーツであり、また連盟の財政的な問題から、優秀な指導者を獲得することが難しく、在籍するコーチやインストラクターの能力強化も困難な状況となっている。連盟には元競技者のコーチが所属しており、彼らの指導技術を磨き、アスリートを適切かつ効果的に指導できるよう育成することが急務である。今回、これら課題解決のため、レスリング競技で実績のある日本への協力が要請された。JICA海外協力隊員には技術レベルの向上のみならず、スポーツを通して道具を大事にする、順番を守る、相手を慮るなど、競技者のマナーやモラル向上への貢献も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
スポーツ連盟関係者とともに以下の活動を実施する。
1.県チーム指導者のフリースタイル、グレコローマン、フリースタイル女子の技術と戦術を強化する。
2.アスリートの体力、筋力、動作、衝撃への耐性を強化するためのトレーニングメニューについてコーチに助言する。
3.コーチやアスリートに対してワークショップを実施する(競技スタイル、基礎トレーニング、技術トレーニング、戦術、競技ルールなど)。
4.新たな競技者獲得のため、学生を対象にレスリングの体験教室を開催する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
道場、マット、ウエイトトレーニング機器一式
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
コーチ:30歳代男性、指導年数15年
コーチ:30歳代男性、指導年数8年
インストラクター:30歳代男性、指導経験10年
活動対象者:競技者(小学生~高校生男女50名)、その他指導者
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験)5年以上 備考:同僚コーチへの指導を行うため
(競技経験)10年以上 備考:同僚コーチへの指導を行うため
[参考情報]:
・フリー、グレコローマンの指導経験
・女子フリーの指導経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(19~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
ここで表記するコーチとは、コーチ理論など関連分野を学び、学位を持つプロフェショナルを指す。一方、インストラクターとは、こうした学位は持たないが競技経験があり、研修などを受けることによって知識を補強し、指導に携わる人を指す。