要請番号(JL31825B05)
募集終了
| ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ナポ県庁
2)配属機関名(日本語)
ナポ県庁 水道灌漑・生産振興課
3)任地( ナポ県テナ市 ) JICA事務所の所在地( キト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
アマゾン地域に位置するナポ県は、人口約10万人を抱える。農牧業が主産業であるが、近年は観光・農作物の商業化に重点的に取り組んでいる。水道灌漑・生産振興課は、2017年に地域ブランドである「Napu Marka」を立ち上げ、県内の農産物および加工商品(チップス、チョコレート、コーヒー、乳製品など)販売促進を強化してきた。また、生産者支援として、主にオーガニック農法、農牧技術に関する研修や農家の市場アクセスを強化する活動も担っている。同課の年間予算は、約80万米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は、農家の能力強化および農産物加工品・乳製品の販売の促進を担っている。現在、約120の農家に対して、農業技術や加工品の生産に係る指導実技をしている。農家は、カカオ、グアユサ茶葉、コーヒー、唐辛子、パッションフルーツ、はちみつ、レモンなどを使用した加工品を生産しているが、スーパーなどに流通している既存商品との差別化がされておらず、商品の売れ行きは芳しくない。農産物加工品・乳製品の販促および販売状況の評価やモニタリング方法の確立を目指し、農家の経済的な安定や自立を支援するべく、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先の同僚と共に以下の活動を実施する。活動時間:平日7時半~16時半。
1.市場の調査方法や顧客のニーズ把握に関する知見の共有
2.現状の分析を踏まえた、適切なマーケティングプランの策定
3.ブランディング、パッケージ、商品の魅力向上などに関する研修の実施
4.Napu Markaの販売状況の評価とモニタリング方法の確立
5県内外での新たな市場開拓支援
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、インターネット、プリンター
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
40代男性、学士(畜産、経験16年)
30代女性、学士(衛生・品質管理、経験10年)
30代女性、学士(牧畜、経験7年)
40代男性、学士(マーケティング、経験14年)
活動対象者:同僚約10名、農家約140世帯
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚とのバランス
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)




