2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31825B13)

国名
エクアドル
職種コード 職種
H131 栄養士
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

ロハ県庁

2)配属機関名(日本語)

ロハ県庁 生産開発部

3)任地( ロハ県ロハ市 ) JICA事務所の所在地( キト市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ロハ県は、エクアドル南部、ペルーとの国境沿いに位置し、農業、畜産、観光が主要産業となっている。温暖で安定した気候条件から、コーヒー栽培が盛んな土地として有名であり、質の高いアラビカコーヒーは国内消費だけでなく、海外へも輸出されている。県には、16の市があり、人口は約50万人。配属先では、十分に食事を取ることができない貧困層や県庁が所有している施設、関係先に対して、食事の提供を行っている。なお、県庁が所有している施設では、2023年度3次隊の青少年活動隊員が活動中である。配属先の年間予算は、3,500万米ドル。

【要請概要】

1)要請理由・背景

2024年の統計では、ロハ県の人口の約3割は貧困であるというデータが示されている。特に貧困状態は農村部に多く見られ、属性としては高齢者、子供、女性の貧困が高い。また、これら貧困層においては、栄養不足も深刻な課題となっている。この課題の是正に向けて、配属先は、地域に出張し、食事(一般的な食事に加え、パン、スイーツも含む)を提供している。加えて、高齢者施設や児童保護施設など県内6つの施設を訪問し、利用者に食事を提供しているが、栄養の偏りや食事のバリエーション不足が課題として認識されている。そのため、栄養バランスが良く健康的な食事の導入や新たなレシピの開発が求められ、本要請に至った。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先の同僚と共に以下の活動を行う。活動時間:平日8:00-17:00。
1.現在提供している食事の分析と関係者の能力強化を図るための研修の実施
2.高齢者施設、児童養護施設などを訪問し、地域の農産品を活かした健康的な食事の提供支援と栄養改善の提案
3.地域の農産品を使用した、栄養価が高く健康的なレシピの考案
4.上記活動の評価、体系化、フォローアップの実施

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、インターネット、プリンター、調理器具一式

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
30代男性、修士(コミュニティ開発、経験2年)
40代男性、学士(料理、経験15年)
50代男性、高卒(パン・スイーツ、経験20年)
活動対象者:
高齢者、子供など地域住民、高齢者・児童養護施設の料理担当者

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(栄養士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚とのバランス

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(9~21℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

ロハ県の主な農産品:トウモロコシ、キャッサバ、キヌア、インゲン豆、ジャガイモ、エンドウ豆、黒糖、チーズ、アボカド、香草など