要請番号(JL32416B13)
募集終了

5代目
・2017/1 ・2017/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育文化省
2)配属機関名(日本語)
プロフェソル・ペドロ・アギレラ第47小学校
3)任地( コルディリェラ県イタクルビ・デ・ラ・コルディリェラ市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、就学前教育(5歳児)及び基礎教育課程の第1サイクル(1~3年生)、第2サイクル(4~6年生)、第3サイクル(7~9年生)を擁する公立小学校である。生徒数は全校で406 名(就学前 66名、1~6年生 191名、7~9年生 149名)、教師数は 11名(2016年6月現在)で、地域の中心校(大規模校)の1校として位置づけられており、周辺5校(小規模校)の小学校を管轄している。政府からの予算は人件費のみで学校運営費は父母会の寄付等で賄われている。2016年3月までJVが活動していた実績あり。
【要請概要】
1)要請理由・背景
パラグアイの小学校教育システムは、就学前教育、基礎教育課程を第1、第2、第3サイクルに分割し、第1、第2サイクルは学級担任制、第3サイクルは教科担任制となっといる。各授業内容は、担当教師が板書したことを、児童生徒が写し取る授業が主であるため、児童生徒に学習内容を十分に習熟させるに至っていないというのが現状である。
当校では教師のレベルと算数教育を中心とした生徒の基礎学力の向上を目指しており、現在、同県内で活動中の5名のJV(小学校教育)と協力しつつ合同講習会などを開催する他、具体的な教材を用いての教授法の指導を実践しているが、地域全体に効果を定着させるため、継続した技術支援が求められており本要請に至った。学校内に組織されている技術専門部の教師と共に活動を行う予定である。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1.学校内の技術専門部(配属先教師によって構成される)を主とした指導能力等向上支援を行う。
2.勉強・研修会等を通じた既存の教材を利活用した算数授業・評価法の指導(管轄地域校含む)を行う。
3.教育プロジェクト・カリキュラムの策定・実施に関する支援を行う。
4.県内同職種JVとの情報交換や連携による県全体の生徒の学力、教師の指導力向上等への支援を行う。
5.可能であれば課外活動の時間を利用し、日本文化の紹介等の協力を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
コンピュータ、プリンター、コピー機、プロジェクター
4)配属先同僚及び活動対象者
・配属先同 : 校長(40代、経験年数22年、女性)、評価担当官(40代、女性)
・指導対象 : 教師等23名(周辺校教師含む)
・小学部に所属する生徒約220名が直接の裨益対象となる(全校生徒約350名)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
(中・高教員(教科不問))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:指導対象が大卒等のため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務上必要不可欠
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯夏季少雨気候) 気温:(0~42℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
同県内他地域に派遣されている同職種隊員との連携活動を行うため、協調性のある人材を求む。