要請番号(JL32416B14)
募集終了

3代目
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育文化省
2)配属機関名(日本語)
サン・エンリケ・デ・オソ小学校
3)任地( セントラル県サン・ロレンソ市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、就学前教育(4歳児)、基礎教育課程1年生~9年生への授業を行なう小学校である。授業は午前(7-11時)、午後(13-17時)の2部制で行なわれ、生徒数約300名を擁している。政府からの予算は人件費のみで、学校運営費は父母会の寄付等で賄われている。また、生徒保護者や周辺住民を対象にしたレクレーション等のイベント等も開催されている。これまでにJICAボランティア派遣実績はなし。
【要請概要】
1)要請理由・背景
パラグアイの小学校教育システムは、就学前教育、基礎教育課程第1、第2、第3サイクルに分割されている。基礎教育課程第1、第2の各サイクルは学級担任制、第3サイクルは教科担当制がとられている。授業内容は担当教師が板書したことを、児童生徒が写し取る授業が主であるため、児童生徒に学習内容を十分に習熟させるに至っていないのが現状である。過去のJVが現地教師とともに開発した算数教材テキスト【Mapara】(Matematica Para Paraguayの略/パラグアイのための算数の意)に高い関心を持ち、講習会等に参加後には、研修内容を自校の教師や生徒に普及すべく算数学習能力向上に努力している。しかしながら、研修会参加だけではMapara の学習法、指導法の定着には至っておらず、算数教育指導のボランティアからの直接指導が必要となり本要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
(同僚教師1~6年生が主対象に算数指導能力向上への支援を行ない、生徒の算数力の改善向上を図る)
1.各クラスを巡回し、学習状況の把握を行う。
2.各状況に応じた指導・学習指導の改善に関する支援を行う。
3.テキスト等を活用した算数等指導能力向上支援を行う。(模擬授業、研修会等の実施)
4.身近なものを利活用した副教材等の開発に関する支援を行う。
5.コルディリェラ県で活動中のJVと連携、情報交換し、教師の指導能力や生徒の学力向上に向けた活動を行なう。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
・執務:コーディネータ室にデスクを構える
・機材:特に無し
・教材:Mapara (Matematica para Paraguay)
4)配属先同僚及び活動対象者
教職員数:10名(校長1(女)、コーディネータ1(男)、教員8(内男1)、20~50代)
生徒数:約300名(保育・幼稚~小学校9年)
勤務時間:午前07:00~11:00、午後13:00~17:00
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚と同等のレベルが求められる
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯夏季少雨気候) 気温:(0~42℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
算数だけでなく、体育や図工、音楽等、隊員が得意とする教科の支援協力も求められている。