要請番号(JL32419B01)
募集終了

2代目
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済・社会開発企画庁
2)配属機関名(日本語)
コロネル・ボガド市役所
3)任地( イタプア県コロネル・ボガド市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
イタプア県は家畜飼育数や農産物生産量が多く、食料基地として国内外の流通に大きく貢献している。任地はパラグアイ伝統食の一つであるチパ(チーズパン)の名産地としても知られており、市内には30地区約1300戸の小規模農家が就農している。同市役所では現在100名の職員が在籍し、小規模農家支援、道路整備、水道、年金、生活保護、医療、教育、文化、スポーツ等の様々な行政サービスを行っている。2019年度予算は約1,735千ドル。現在、JV(野菜栽培)が?活動中である(2019年9月まで)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では2名の技術者が、小規模農家支援として、主に営農指導や市営種苗場の種苗配付等の活動を行っている。現地では主力産品としてトマト、ピーマン、玉ねぎ等の露地栽培が行われているが、近年では酸性化が進行した耕作地が散見され、生産性向上の懸念材料となっており、配属先では土壌改良指導が喫緊の課題となっている。そのため緑肥や苦土石灰を効果的に活用した土壌改良を図り、生産性向上を図りたいという要望があるが、市役所の担当技師は、専門的な知識や技術が不足しており、知見を有する隊員の支援が必要として本要請に至った。なお、本案件はJICA技術協力プロジェクト「小農のための営農技術パッケージ開発プロジェクト(以下、「PPT」2015.4.~2019.3)」のフォローアップも期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
同僚とともに、以下活動を行う
1. 小規模農家を巡回し、耕作地の土壌状況を確認・把握する。
2. 緑肥や苦土石灰の効果的な活用方法についての研修会、勉強会を企画・実践する。
3. 営農技術パッケージを活用し、任地の気候・土壌に適した野菜生産技術の実地指導を補佐する。
4. 耕作地での実地指導を通して、同僚の指導力向上のための継続的な支援を行う。
※勤務時間:7:00~15;00
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
一般事務用品(机、いす、コピー機等)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・農業生産部担当、男性(60代)、農業技師、職歴4年
活動対象者:
・生産者組合加入代表農家約60戸
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:要望団体の希望
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:要望団体の希望
[参考情報]:
・大学等での実習も実務経験に含む
任地での乗物利用の必要性
単車(小型自動二輪免許が必要)
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
配属先同僚等と農家を巡回して実地指導(勉強・研修会等)を行うため、現場経験を有する人材が求められる。
住居はホームステイ(または離れ)となる予定。