要請番号(JL32422B01)
募集終了


・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済・社会開発企画庁
2)配属機関名(日本語)
農業金融公庫 南東部支部
3)任地( イタプア県マリア・アウキシリアドラ市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
農業金融公庫(CAH) は、当国農業ビジネス分野において、公共及び民間部門との連携を通じ、小規模農家向け金融サービスの提供、金融教育、借入金返済のための農業技術支援、生産物市場へのアクセス支援等の役割を担っている。国家金融包摂戦略(ENIF)の下、配属先には金融包摂と金融教育サービスの強化が求められ、JICA技術協力プロジェクト「農家のための金融包摂に向けた組織強化(2016年2月~2019年2月)」が実施された。職員は全国に約500名、登録顧客数は約15,000名。組織全体の年間予算8500万米ドル(2019年)。現在、CAH本部と中南部支部でコミュニティ開発隊員が活動中(2022年9月現在)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では、実施された先のプロジェクトにより、職員の技術的能力強化、農民対象の公的融資の供給増加等、一定の成果が認められた。プロジェクト終了以降、顧客農家の資金運用の持続的改善を目指しているが、生産性向上やマーケティングに関し、専門機関からの支援は顧客全体の20%程度に留まっている。特に農畜産物の流通・販売促進については、知見・経験を持つ現地職員が不足しており、対象小規模農家の効果的な資金運用・延滞率改善につながっていない。隊員には、CAH地方支部が管轄する下部組織の顧客対応センター(以後「CAC」)職員への支援及び協働を通した農畜産物販売促進、バリューチェーンへの参入支援が求められており、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
同僚と協力し、以下の活動を行う。
1. 各顧客の農畜産物(トマト、人参、柑橘類、豆類、卵、鶏豚等)の流通ルートや販売実態を把握するための調査を行う。
2. 現地の消費者ニーズを把握し、顧客のマーケティング力向上の支援を行う。
3. 管轄地域で開催される定期市や農業祭等へ出店する顧客の支援、及びそれにかかる広報活動等を支援する。
4. 配属先の顧客情報の管理・活用、及び業務システムに関する支援を行う。
5. 必要に応じて、顧客の金融教育を支援する。
※勤務時間 月~金 7:00~15:00
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務机、椅子、一般事務用品、PC(共有)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・支部長(40代、男性)
・職員4名(30代~50代、男女)
活動対象者:
・CAC職員約70名(30代~50代、男女)
・支援顧客農家100~150戸
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先の要望による
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・販促やマーケティング、商品開発の経験
・市場調査やマーケティングリサーチの経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居はホームステイ(離れ)またはアパートとなる予定。COVID-19の影響により、今後の感染状況により活動内容が一部変更になる可能性有。変更時には配属先およびJICA事務所と相談しながら、活動を展開していくこととなる。