2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL32422B15)
募集終了

国名
パラグアイ
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・科学省

2)配属機関名(日本語)

ペドロ・ペニャ第237小学校

3)任地( ミシオネス県サン・フアン・バウティスタ市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、就学前教育、基礎教育課程第一サイクル(1~3年生)、第二サイクル(4~6年生)及び第三サイクル(7~9年生)を擁する幼小中一貫校である。学校は、一部制と二部制を並用しており、第一・第二サイクルは一部制(7:00~15:00)、就学前教育と第三サイクルは午前の部(7:00~11:00)と午後の部(13:00~17:00)の二部制で運営されている。教職員数は59名、児童・生徒数は約600名、地域基幹校の一つとして周辺校11校を兼轄している。運営費に関し、政府からの予算は人件費のみで、校舎の維持管理や消耗品の購入等は、保護者会からの寄付で賄っている。JICA海外協力隊の派遣実績はない。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国では、算数教育において、実物教材を授業に取り入れ、従来の板書したものをノートに書き写すだけの学習形態から、児童生徒一人一人が自ら考え自己解決できる能力を養う形態への転換を目指している。2020年2月、過去に派遣されたJICA海外協力隊員が中心となり作成された小学校算数科の教師用指導書(MaPara)が、当国教育・科学省に正式に認可された。配属先においても、MaParaの指導法を取り入れた授業が行われている。児童生徒の計算力・思考力を強化すべく、算数の授業の工夫・改善や、効率的な教材開発への支援が求められ、要請が挙げられた。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

主に同僚と共に以下の活動を行う。
1.各学級を巡回し、児童の学習状況を把握する。
2.必要に応じて授業を行い、児童の算数能力向上に向けた支援を行う。
3.授業改善・教員の指導力向上のために、配属先・兼轄校の教員を対象とする公開授業研究会・勉強会等を企画・実施する。
4.現状に即した教材開発への協力を行う。
5.他の小学校教育隊員(算数)と協力し、広域研修会・意見交換会の企画・実施及び教材の改善を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
・校長(女性、同校経験数4年)
・副校長(女性、40代、同校経験数24年)
活動対象者:
・教職員59名
・対象児童約530名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)
    (中学校又は高等学校教諭(数学))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚と同等のレベルが求められる

[経験]:(指導経験)2年以上 備考:教員への指導が必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・住居はホームステイ(離れ)またはアパートとなる予定。
・COVID-19の影響により、今後、活動内容が一部変更になる可能性有。変更時には配属先及びJICA事務所と相談しながら、活動を展開していくこととなる。