要請番号(JL32422B18)
募集終了



・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済・社会開発企画庁
2)配属機関名(日本語)
NGO 自閉症の人々への希望
NGO
3)任地( アスンシオン市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、自閉症スペクトラム障害を持つ人々の生活の質向上、及び同障害に関する理解促進のための情報発信を目的とし、2009年に創設されたNGO団体である。2014年、アスンシオン市内に施設を構え、月曜から金曜の8:00~18:00の時間帯で2歳から10歳までの幼児・児童を対象に、包括的なリハビリテーションを提供している。それに加え、自閉症スペクトラム障害児・者の家族や周りの人々に対する支援や、同障害の早期発見・治療の重要性の理解・浸透を図り、同障害児・者の権利擁護にかかる研修会を定期的に実施している。JICA海外協力隊員の派遣実績は無い。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国における障害児・者の割合は全人口の約10%と、大きな割合を占めているが、国内の障害児・者への理解は低く、支援団体も限られている現状である。配属先では、主に自閉症スペクトラム障害児・者に対し、作業療法士、理学療法士、早期療育の専門家が、各種リハビリテーションを提供している。現在では、アスペルガー症候群、学習障害等の患者も受け入れており、同施設の評判を聞き、首都圏に限らず地方からも患者が訪れている状況である。今後、より効果的な治療を可能とするため、また配属先の作業療法分野における知識・技術レベル向上のため、日本の技能や知見の紹介・共有が求められ、本要請があげられた。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
同僚とともに、以下の活動を行う。
1. 配属先で実施されている作業療法を把握し、アドバイスを行う。
2. 患者に対し、日常生活自立支援に必要なリハビリを行う。
3. 障害児・者の家族に対し、自宅でのリハビリや介助方法を紹介する。
4. 日本における作業療法の知見・技能を紹介する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
リハビリ器具、視聴覚教材
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・ジェネラルコーディネーター(女性、40代)
・治療コーディネーター1名(女性、30代)
・作業療法士3名(女性)
活動対象者:
・1日あたりの平均患者数約40名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:D)又は英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:(女性) 備考:配属先の要望による
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への指導が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・住居はホームステイ(離れ)またはアパートとなる予定。COVID-19の影響により、今後、活動内容が一部変更になる可能性有。変更時には配属先及びJICA事務所と相談しながら、活動を展開していくこととなる。