要請番号(JL32423A14)
募集終了
・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済・社会開発企画庁
2)配属機関名(日本語)
私立アドベンティスタ病院(オエナウ市)
日系社会
3)任地( イタプア県オエナウ市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 7.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
首都から南東約400キロに位置する人口約16,000人のドイツ系移住地オエナウ市にある配属先は、1963年設立の私立の総合病院(三次医療機関)である。内科、循環器科、心臓外科、皮膚科、耳鼻科、小児科、産婦人科等を有し、入院ベッド数は21床、平均外来者数は1日約100人である。近隣のラパス市やピラポ市など日系移住地からの来院も多く、日系人医師も1名勤務している。これまでJICA海外協力隊の派遣実績はないが、隊員の傷病時の搬送先候補の一つとして健康管理員による医療調査を行った。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では、近隣のラパス市やピラポ市などの日系人約100家族の診療を行っている。同病院は今年創立100周年を迎えるにあたり、地域住民への恩返しのアイデアとして、日系移住地に住む患者の診察後・退院後の経過観察や健康指導のために訪問診療を行うことが提案された。配属先には訪問診療を行う看護師が数名いるが、日本語が話せないことから日系人患者とのコミュニケーションが難しく、また日系人医師は院内での通常勤務で忙しいため、訪問診療に割り当てる時間的余裕はない。病院と日系人患者がより理解を深めるための橋渡し役が必要として、本要請がなされた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚らとともに、以下の活動を行う。
1.訪問先の優先順位や訪問ルートを計画する。
2.訪問前に患者に電話連絡を行う。
3.訪問時、必要に応じてバイタルを取ったり、薬の服用等の確認、病院での処置や処方について経過観察や問診を行う。
4.訪問時の患者の病状や処置等を記録する。
5.訪問診療について週報を作成する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
タブレット、血圧計、酸素飽和計、体温計
4)配属先同僚及び活動対象者
・配属先同僚:
医師15名(男女、20-60代、経験年数2ー36年)、看護師40名(男女、30-60代、経験年数6-25年)、事務員50名、その他55名
・活動対象者:
日系人患者約100家族
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(看護師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:活動遂行上必要
[参考情報]:
・高齢者への訪問看護の経験があれば尚良い
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・患者とは日本語を使用するが、配属先スタッフとはスペイン語を使用することになる。・住居はホームスティの離れまたはアパートの一室となる予定。・COVID-19の影響により、今後、活動内容が一部変更になる可能性有。変更時には配属先およびJICA事務所と相談しながら、活動を展開していくこととなる。