【配属機関概要】

3）任地（ イタプア県ピラポ市 ） JICA事務所の所在地（ アスンシオン市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 6.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

教育技術支援事務所は教育・科学省傘下の機関であり、全国各市に配置されている。各市内の幼稚園・初等・中等・高等学校を管轄し、管轄校の円滑な運営のため、各校における国定カリキュラム実施状況の監督、ローカルカリキュラム作成の支援とその実施評価、継続的な教員研修の企画・実施、各教育機関の機能向上のための技術支援、管轄校が抱える問題の明確化とその解決に向けたプロジェクト立ち上げの支援等を行っている。配属先は2022年に創設され、ピラポ市内の小中学校及び高等学校、計14校を管轄している。

【要請概要】

1）要請理由・背景

当国では、未だ学校授業としての体育は成り立っておらず、公立校で定められている体育授業(45～60分/週)はグラウンドで球技(主にサッカー)をして遊ばせる程度の学校が多い。教員の多くは体育に関する知識が乏しいこともあり、各種運動を通じた児童生徒の心身の成長や健康増進、体力向上等を目的とするような体育授業が行われることは少なく、また、児童生徒が自身の身体のしくみや発達について理解を深め、健康的な生活習慣等を学ぶ保健の授業は実施されていない。配属先は管轄校に対し、体育の授業に必要な人材・設備における支援を行っているが、より指導内容を充実させるため、本要請に至った。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先の同僚と共に、管轄校14校のうち、活動対象校の幼小中一貫校4校に対し以下の活動を行う。
1. 管轄校の小学部(高学年)・中学部の児童生徒に、体育の授業を行う。
2. 教員に対する体育・保健体育に関する知識の共有を行う。
3. 校内及び地域内で、体育関連イベントの企画・開催に関する支援を行う。
4. 児童生徒向けに、健康に関する授業(座学)を行う。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

グラウンド(屋根付きタイプもあり)、サッカーボール

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
・教育技官(女性)
・教育技術コーディネーター3名
活動対象者:
・活動対象校4校の教員約20名、児童生徒約600名

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

・住居はホームステイ(または離れ)、もしくはアパートとなる。