2021年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL32721A02)
募集終了

国名
ペルー
職種コード 職種
D235 自動車整備
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

モケグア州立高等職業訓練校「ホセ・カルロス・マリアテギ」

3)任地( モケグア州マリスカル・ニエト郡サメグア町 ) JICA事務所の所在地( リマ市サンイシドロ区 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 5.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は教育省管轄の1974年に設立された州立高等教育機関であり、中等教育を修了した16歳以上から入学ができる。半期(6か月)を一つの学期として、3年間、6学期で専門技術者としての資格が得られる。学期の始まりに、年間の登録料を支払うのみで授業料は免除される。自動車整備科の他、看護科、農業科、土木科、機械科など10学科があり、現在、生徒数は1,014名に上る。教員は総数80名、自動車整備科には、4名の教員と1名の補助員が配置されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ペルー国内では、現在、電子制御システム搭載型の車両が一般的になりつつあり、これら新型車両を扱える整備士育成が急務となっている。配属先では自動車整備科のカリキュラムに電子制御式エンジンの取り扱いを導入するべく準備を進めているが、いずれの教官も、電子制御式エンジンやシステムに関する知識・技術は限定的である。そこで学校では、様々なタイプのエンジンや電子制御システムに対応可能な人材育成を目指すべく、教官に対する指導をはじめ、コース内容の改善・充実への支援が期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

自動車整備科において、主に講師の質の向上及びカリキュラムや実習内容改善のため、次の活動を行う。
1. 各種電子制御システムに関する知識、技術習得のための助言・指導を行う。
2. 域内企業のニーズに適合した指導カリキュラム、実習内容改善のための助言を行う。(扱う車両メーカーはトヨタ、日産、三菱、ヒュンダイ)
3. 5Sおよびカイゼンに関する助言指導を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC、事務机、椅子、実習用車両 (トヨタ:DBA-NCP91、日産:UA-FB15, Hyundai 等)
※電子制御システムの実習機材はなく、座学が中心となる。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
常勤教官(整備士)4名、30歳~55歳
活動対象者:
120人(40人X3学年)、17歳~23歳
※生徒数は2019年実績

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:技術指導が必要となる

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(砂漠気候) 気温:(2~36℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

2020年は全ての教育機関で対面授業が実施できなかった。2021年4月の新学期からは、総生徒(入学登録)数は約1000名、対面授業60%、オンライン授業40%の割合で授業を行っている。感染予防プロトコールを遵守し、対面授業は6名/1クラスで実施している。