要請番号(JL32722B06)
募集終了


2代目
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国際協力庁
2)配属機関名(日本語)
フェレニャフェ郡役所
3)任地( ランバイェケ州フェレニャフェ郡 ) JICA事務所の所在地( リマ市サンイシドロ区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
フェレニャフェ郡はペルー北部に位置するランバイェケ州の州都から車で30分の距離にあり、シカン文明遺跡で有名な地域で、人口は約3万人。米、バナナ、マンゴー、ライム等農作物の生産が盛んな地域でもある。同郡役所は、経済開発部、環境管理部等12の部署に分かれ、質の高い公共サービスの提供に努めている。隊員が配属される環境管理課には3名の職員が配置され、固形廃棄物処理課(5名)と連携しながら業務を行っている。勤務時間は月~金曜日の8時から14時半が基本。2022年度の同役所予算は約450万米ドル。なお、前任にあたる環境教育隊員は2019年11月まで活動した。
【要請概要】
1)要請理由・背景
環境省が2011年に策定した「国家環境計画」では、一般・産業廃棄物を2021年までに100%適切に処理するという目標を掲げ、現在その評価と2022年度以降の計画を策定中である。31地方都市にて「固形廃棄物処理システム開発プログラム」を策定しており、JICAは内23の地方自治体で有償資金協力による固形廃棄物処理事業を進めており、配属先はその対象自治体の一つ。家庭ゴミの分別回収は2011年から開始され、同役所はこの分別回収対象世帯数を増やし、リサイクル化、有機ゴミのコンポスト化も進めている。教育機関や地域住民への啓発活動定着のためには引き続き隊員の支援が必要と本要請があげられた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
環境管理課及び固形廃棄物処理課の職員と連携して、主に以下の活動を行う。
1.小学校、中学校における環境教育の推進(3R、地域の環境問題等)
2.家庭訪問や住民集会による住民啓発(パンフレット配布や口頭説明による分別回収への協力依頼)
3.同時期に派遣されているグループ派遣隊員との情報共有及び配属先への成果や課題の還元を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務机、分別用ゴミ袋、分別用ゴミ箱、各種啓発パンフレット及びグッズ
4)配属先同僚及び活動対象者
・環境管理課長(50歳代男性)、他職員2名
・固形廃棄物処理課長(40歳代女性)、他職員4名
・環境教育推進プログラム担当者20歳代女性、他4名
・清掃員62名、最終処分場職員18名
・地域住民、小学生・中学生、教員等
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・コンポスト、一般家庭ゴミ等の啓発活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(砂漠気候) 気温:(18~26℃位)
[通信]:(インターネット可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
本要請は、グループ派遣「環境に配慮した適切な固形廃棄物処理のための住民啓発支援」に位置付けられた派遣となる。