2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL32723B03)
募集終了

国名
ペルー
職種コード 職種
A204 防災・災害対策
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

モケグア州教育管理事務所

3)任地( モケグア州モケグア市 ) JICA事務所の所在地( リマ市サンイシドロ区 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 5.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

教育省では2011年より、自然災害から生徒を守ることを目的に、防災国家システムを導入、省内に国家安全・災害対策室を設置し、地震、津波、火山、洪水、寒波などへの対策を講じている。モケグア州での教育行政は、州の教育管理事務所の下に、州教育委員会、さらには下部の1市3郡の教育委員会に委ねられ、州内の小中学生、4万8千人に対する公的教育の中で防災にかかる啓発活動も行っている。隊員は、災害危機管理課に所属し、教育課とも協力しながら、活動を行う。モケグア州へは、1989年から現在まで、5名のJICA海外協力隊が活動を行っているが、防災隊員の派遣は今回が初となる。

【要請概要】

1)要請理由・背景

要請元のモケグア州教育管理事務所では、「災害脆弱性軽減・緊急対応プログラム」の実施における専任チームを設置し、州内の小中学校を定期的に巡回して、各校の防災担当教員とともに、避難マニュアルの策定、避難訓練、防災教育等を指導している。 一方、モケグア州はペルー国内でも地震の多発地域であることに加え、火山の噴火や寒波、洪水などの自然災害も多いものの、ハード・ソフト両面での備えも不十分である。また、各学校の防災担当教員の専門知識も乏しく、緊急時の対応は脆弱なままである。 このような状況下、日本の専門知識と体験による正しい防災教育の実施を必要として、JICA海外協力隊の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚やコーディネーターとともに、以下の活動を実施する。
1. 担当地域の学校を巡回し教職員らに対し防災に関する講習会などを実施し、教職員が生徒に対し防災教育ができるように指導する。
2. 担当地域の生徒および生徒の保護者に対し防災に関するセミナーやイベントを開催する。
3. 教育機関および地域住民へ、防災訓練を実施・指導する。
4. 教育管理事務所にて、防災マニュアルの策定補助を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC、事務机、インターネット回線、文房具類、ペルー国家防災庁や国家災害リスク予防研究センターの各種マニュアル

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
災害危機管理課長(50歳代男性・技術士)
コーディネータ(30歳代男性)、教育課同僚

活動対象者:
担当地域の教職員、
就学前・初等・中等教育の生徒、地域住民

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:現場で指導するために必要

[参考情報]:

 ・防災教育の経験3年以上

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(砂漠気候) 気温:(4~30℃位)

[通信]:(インターネット可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・住居は原則ホームステイとなる。
・訪問地域によっては、1泊2日の出張となる可能性がある。
・生徒やコミュニティを対象とした防災啓発活動経験があると尚よい