2024年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL32724A06)
募集終了

国名
ペルー
職種コード 職種
G233 写真
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
5代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

文化省

2)配属機関名(日本語)

国立考古学人類学歴史学博物館

3)任地( リマ市プエブロ・リブレ区 ) JICA事務所の所在地( リマ市サンイシドロ区 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1924年に設立され、1938年に文化省登録された国立博物館。コロンブスのアメリカ大陸発見以前から共和国成立までの文化の変遷や発展に関する情報を訪問者に提示する役割を担い、展示、調査研究、出土品の保存、目録制作などを行っている。訪問者数は年間約20万人、年間予算は約60万米ドル。職員数は約100名で、隊員が所属する収蔵品登録・管理部では約50名程が働いている。日本との関係では、1958年に東京大学が調査に協力、2005年に一般文化無償資金協力により分析機器等が供与された。1988年に考古学隊員1名、2014年から写真隊員が派遣され、現在は4代目写真隊員が活動中(2024年7月まで)。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先は30万点以上の文化財を所有し、博物館としての規模や収蔵量はペルー最大規模である。研究者らが必要とする収蔵品の画像を学術誌やカタログなどのメディアを通じて公開するためにも、収蔵品のデジタル目録化は喫緊の課題であるが、考古学者や技術者らには撮影技術が不足している。そこで隊員は彼らの目録用写真撮影に協力するが、隊員は収蔵品に触れることはできないため、各部門の考古学者や技術者らとペアを組んで写真の撮影を行うと共に彼ら自身が適切な写真を撮影できるよう技術を指導することで、配属先全体の撮影技術向上への貢献も期待される。部門によっては写真撮影の備品や環境(収蔵庫内に設置した簡易スタジオでの撮影など)が不十分のため、臨機応変に代替案を提案する必要がある。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

1.デジタル目録作成のための、収蔵品の撮影・データ処理
2.上記以外のイベントや展示、広報に係る写真撮影・データ処理
3.撮影にあたり、より効率的な準備、段取りの工夫や撮影方法にかかる助言・情報共有、撮影環境の改善
4.効率的、効果的なデータ処理・蓄積・整理技術等の助言

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

カメラ(Nikon D3200、Nikon Coolpix P900)、レンズ(AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6G(VR付属))、三脚、PC、無料編集ソフトGIMP 等

4)配属先同僚及び活動対象者

カウンターパート(収蔵品登録・管理部責任者、考古学者、40歳代、男性)
収蔵品登録・管理部スタッフ(陶器部門、織物部門など)
活動対象:土器、石器、金属、織物、有機物などの収蔵品

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:活動上求められる水準が高い

[参考情報]:

 ・物撮りおよび撮影データ処理の経験必須

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(砂漠気候) 気温:(10~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・住居は原則ホームステイとなる。
・要請概要3)隊員が使用する機材つづき: 照明(GODOX LED 1000W Daylight Led Light W/Barndoor)2台を調達予定。