要請番号(JL32725B03)
募集終了
| ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国際協力庁
2)配属機関名(日本語)
全国工業労働訓練機関(SENATI)アレキパ・プーノ地方局
3)任地( アレキパ州アレキパ市 ) JICA事務所の所在地( リマ市サンイシドロ区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属機関である全国工業労働訓練機関(SENATI)は国内68の拠点をもち、製造業はじめ施設設備、保守整備関連業務等に携わる人材育成を目指す職業訓練・研修機関である。配属先はペルー第2の都市アレキパ市に位置し、自動車整備、電気・電子分野のほか金属機械工学、溶接等、産業界ニーズに応じ様々なコースを開講している。自動車整備コースは講師約50名、学生数約2,500名。学生の9割は16-18歳であるが、社会人含め29歳まで受講可能。訓練コースは2期制の3年間で総訓練時間約7,500時間。学科と実習の割合は4:6。これまでに、自動車整備、電気・電子機器・設備等、6名のシニア海外協力隊の派遣実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ペルーでは近年の経済発展に伴い民間に流通する乗用車は、特に都市部において電子制御システム搭載型の車両が一般的になりつつある。国内の自動車市場では日本や韓国メーカー各社の高性能車両販売が伸長傾向にあり、新型車両を扱える整備士育成が急務となっている。配属先では自動車整備コースカリキュラムに電子制御式エンジンの取り扱いを導入したものの、同コースの教官は、電子制御式エンジンやシステムに関する知識・技術は限定的である。そこで、隊員には、さまざまなタイプのエンジンや電子制御システムに対応可能な人材育成を目指すべく、講師の質の向上、コース内容の改善・充実への支援が期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
自動車整備コースにおいて、主に講師の質の向上及びカリキュラムや実習内容改善のため、次の活動を行う。
1 .各種電子制御システムに関する知識、技術習得のための助言・指導を行う。
2. 域内企業のニーズに適合した指導カリキュラム、実習内容改善のための助言を行う。(扱う車両メーカーはトヨタ、日産、三菱、ヒュンダイ、キア、フォルクスワーゲン等)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC、事務机、椅子、電子制御式ガソリンエンジン搭載実習用車両 (トヨタ:DBA-NCP91、日産:UA-FB15, DBA-E11、三菱:
DBA-NA4W 他Hyundai, VW等)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
講師(整備士含む)約50名、30~50歳代
活動対象者:
(1) 上記講師
(2) 生徒:約2,500名(16歳~29歳)
※生徒登録数は2024年実績
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士以上)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:同僚と同等の経験が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(砂漠気候) 気温:(10~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・住居は原則ホームステイとなります。
