要請番号(JL32726A10)
| ・2026/3 ・2027/1 ・2027/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
日ペルー友好国立障害者リハビリテーションセンター
3)任地( リマ市チョリーヨス区 ) JICA事務所の所在地( リマ市サンイシドロ区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は保健省に属する高度専門医療機関であり、リハビリテーション、研究、教育、技術移転を通じて障害者への包括的ケアを提供している。職員数は約730名。障害別に、運動障害部門(脊髄損傷、脳障害、切断、脊柱変形など)、知的障害部門、言語聴覚障害部門、小児発達障害部門に分かれている。義肢・装具の製作を担う生体力学研究・教育・診療部はセンター内に工房を備え、ペルー全土の障害児・者を対象に年間約3,300件の義肢・装具を製作している。配属先には2013年からJICA海外協力隊が派遣され、理学療法士、作業療法士および栄養士の長期隊員等が活動してきた。現在は栄養士の隊員が活動中(2026年11月まで)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ペルーには義肢装具士の養成校がなく、専門人材が不足している。配属先に所属する約30名の製作者のうち、国外の専門校卒業者は2名(うち1名は休職中、1名は定年退職予定)であり、大半の技術者は病院内研修を通じて技術を習得している。近年、義肢・装具の需要は増加しており、2024年には4,020件の処方があったが、即時対応が困難な状況である。このため、先進技術の習得および製作プロセスの改善により、品質向上と製作期間の短縮を図り、より多くの障害者の生活の質向上と社会参加の促進を目的として、隊員の要請に至った。工房では、障害児・者の評価・測定、製作、適合評価および修理を行っており、これらの一連の活動を支援できる隊員が求められている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1.同僚と協力して義肢・装具を製作し、採型・成形・仕上げ・適合調整などの技術を移転する。
2.同僚に対し、材料選定や製作プロセスの改善について提案する。
3.同僚を対象に、専門的知識を移転する研修会を実施する。
4.多職種によるチーム会議に参加し、義肢装具の製作や使用方法に関する助言を行う。
5.同僚に対し、3Dプリント等の新技術導入に関する提案を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
工具類および専用機械(フライス盤、卓上グラインダー、ポリッシャー、ドラムサンダー、バンドソー、旋盤、電気炉、油圧射出成形機、真空・高圧ポンプ、成形機など)。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
リハビリテーション医師(30歳代女性)
生体力学分野の技術者(30歳代男性)
活動対象者:
義肢装具技術者27名、靴製作者5名 等
義肢・装具を必要とする障害者(脊髄損傷、切断、整形疾患等)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許/資格等]:(義肢装具士が必須)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:技術・経験を移転するため
[参考情報]:
・3Dプリンターによる製作経験(なるべく)
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(砂漠気候) 気温:(10~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水源]:(安定)
【特記事項】
・住居は原則ホームステイとなります。
・大分県理学療法士協会を提案団体とし、配属先でJICA草の根技術協力事業支援型「ペルーにおける障害児スポーツ指導力強化および普及促進プロジェクト」を実施(2025年終了)。
